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ジャン・プルーヴェ展。 | いろいろ

ジャン・プルーヴェ展。

ほんとうは、夏休み最後の日に行くはずだったんだけど、宿題がぜんぜんおわらなくてお預けになってしまい… このまえの水曜日、小三の長男と一緒に東京都現代美術館で開催中の「ジャン・プルーヴェ展」を観てきました。 ジャン・プルーヴェは20世紀を代表するフランスの建築家・工業デザイナーで、当時木工製品が中心だった家具の世界で、新たな素材として採用したスチール製の椅子やテーブルがとても有名です。 プルーヴェの真骨頂は、構造がそのまま意匠に繋がっているデザイン。カタチから入るのはなく、構造からカタチが生まれてくるので、どの製品も理にかなっていて無駄な要素がほとんどなく、永い年月を経ても飽きのこないフォルムが、名作たる由縁なのかなと思います。 長男は以前から写真を撮ることが好きみたいで、おばあちゃんからもらったお下がりのデジカメで、思いつくままにたくさんシャッターを押している姿を見ていると、いつのまにか闇雲にシャッターを押すことを戸惑いがちなぼく自身にハッとしたり。。自由で純粋な好奇心の塊みたいな息子が、なんだか少しうらやましかったです。 ”つくられるものはすべて、着実な「建設的構想」に基づいている。” 本当にその通りだなぁって。 さすがに今はほとんどありませんが、20代前半のまだ何もモノづくりを知らなかった頃、どうやって製作するかしっかりと考えないままにカタチを考えた結果、いざ製作する段階になってこのままだと実現不可なことが分かり...「これ、どうやって作るの?」と職人たちから問い詰められながら、その都度作り方を覚えていくような、とても荒削りでヒヤヒヤしながら仕事をしていたことを、ちょっと思い出しました。 東京都現代美術館「ジャン・プルーヴェ展」〜10月16日までhttps://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/Jean_Prouve/

等々力渓谷。 | いろいろ

等々力渓谷。

久しぶりに、お店の近所にある等々力渓谷を散歩してみました。 目から見える景色や、耳から聞こえる音、鼻で感じる匂いなどが、ひょんなきっかけで、頭の中からアイデアのかけらを引っ張り出すことがあります。 何か考え事をするとき、机の上で悶々と考えるより、散歩しながらの方が頭の中がぐるぐる回転する感じがします。 どちらかといえば、「考えるより、手を動かそう」というタイプですが、森の中での考え事は、とても心地よい時間です。

いろいろな水栓器具に使える浄水器。 | いろいろ

いろいろな水栓器具に使える浄水器。

引用:東レホームページ 2021年に東レから発売されたアンダーシンクタイプの浄水器「トレビーノ・ブランチ」。 これまでもいろいろな水栓器具に使えるアンダーシンクタイプの浄水器はありましたが、お水を出すと常に浄水になってしまうという、大きな弱点がありました。 トレビーノ・ブランチが画期的な点は、水栓器具のレバー操作で水道水と浄水の切り替えが簡単にできるというところ。レバー操作タイプはもちろん、タッチレス水栓にも対応しています。 まだ実際に試してみたことがないため、切り替え操作の利便性が少し気になるところですが、お好みの水栓器具に使えるという点は、とても大きな魅力だと思います。 東レ トレビーノ・ブランチhttps://www.torayvino.com/product/undersink/branch/

長男の写真。 | いろいろ

長男の写真。

最近、長男がとても写真に興味をもっています。 近所の公園にいくときも、どこか遠くにお出かけするときも、必ず息子にスマホを奪われて、たくさん写真を撮っています。 なんていうか、視点がとても面白いんです。あるモノを撮るときも、縦にしたり横にしたり、高いところから撮ってみたり、地面にしゃがんで撮ってみたり。 写真で遊んでいる感じが、すごくいいなぁって。そういえば、だいぶ昔に親から「おまえは遊び心が足りない」って言われたことがあるのを思い出しました。根が真面目すぎるからかなぁ。。 今度、息子にカメラ買ってあげようと思います。

間接照明と、インドアグリーン。 | いろいろ

間接照明と、インドアグリーン。

お客様との打合せの中で、よくインテリアのアドバイスを求められることがあります。 そんな時、いつも間接照明とインドアグリーン(観葉植物)を取り入れることをオススメしています。とくに照明計画はめちゃめちゃ大切だと思います。 照明計画は、よく「空間のお化粧」に例えられることがあって、壁面や床にこだわった仕上材を活かすも殺すも照明次第なところがあります。 ポイントは、お部屋の中に明るいところと暗いところをうまくミックスすること。つまり、陰影のバランスがとても大切だと思います。 特にフロアスタンドなどの間接照明は、効果的に陰影をつくることができるので、個人的にはとてもオススメなアイテムです。 もうひとつ、インドアグリーンのポイントは、プランター選び。 焼物系やモルタル系など素材感たっぷりのプランターは、一般的な観葉植物でもすごくおしゃなな雰囲気になるので、ぜひインテリアショップなどでプランター選びを楽しむのもオススメです。

HIROSHIMA | いろいろ

HIROSHIMA

日本橋での打ち合わせの帰り道、偶然マルニ木工のショールームを通りがかったので、少しお邪魔させていただきました。 深澤直人さんデザインのHIROSHIMAは、何度見ても美しい。 シンプルなフォルムに詰め込まれた無数のディテールたち。 直線と曲線のシームレスなつながりはとてもなめらかで、プロポーションが抜群にキレイ。 そして、声高に主張せず、佇まいはあくまで控えめ。 だから、HIROSHIMAはどんなデザインのテーブルにもコーディネートしやすく、また単体で置いても画になるのではないかと思います。

新作を考えています。 | いろいろ

新作を考えています。

ショールームに展示しているカップボードは、葉山での創業当時から使っていて、かれこれ10年以上経ちます。その後いろいろな家具金物が出てきたこともあり、そろそろ新しくしようかと、現在新作カップボードを計画中です。 去年の11月ぐらいからいろいろプランを考えているけど、なかなかピンとくるカタチにたどりつかず、むしろ、考えるほど着地点がどんどん遠のいていく気がします。 展示品の目的は、主に3つあって、 1.使い勝手(機能)の提案2.見え方(意匠)の提案3.立ち位置(ブランディング)の設定 この3つのバランスを考えながらカタチを決めていくのですが、特に3つ目の「立ち位置」の設定が肝になります。立ち位置とはつまり、その製品のグレード感だったり、価格帯だったり、ブランドに関わる大切なポイントとなる部分です。 天然石や無垢材など高価な素材や最新の家具金物をたくさん取り入れれば、グレード感があがる反面、当然ながら価格帯も跳ね上がります。また、比較的手に入りやすい素材でコストパフォーマンスを高めれば、価格面でお客様の間口が広がる反面、こなれた感がでて、新しくつくることの意味を考えると、本当にそれでいいのかなぁ、、と思うところもあります。 暮らしのイメージが湧きやすい使い勝手を備え、Basisらしいシンプルで素材感の感じられる意匠で、これからのBasisとしての立ち位置を見据えたグレード感を設定する。 うーん、どうしたものか。 今年の6月ぐらいにはお披露目できるといいな。

クォーツシンク | いろいろ

クォーツシンク

アメリカの水栓金具メーカーKOHLER社から発売されているクォーツ製シンク。 一番の特徴は、ステンレスシンクでは表現できない、マットブラックのしっとりした質感です。 海外ではここ最近、ステンレスシンクではなく、マットブラックのクォーツシンクを採用するメーカーがとても増えてきているみたいです。 それには、傷や汚れが目立ちやすいため、以前はキッチン天板に敬遠されてきたブラックなどの濃色系が、DEKTONに代表されるセラミック天板が普及してきたおかげで、濃色系が積極的に採用されるようになってきたことが背景にあります。 ステンレスシンクは比較的どの素材とも相性が良いので、ブラック天板との組み合わせでも全く問題ないのですが、マットブラックのクォーツシンクの方がよりマッチするのは確かです。 クォーツと強力エポキシ樹脂が配合されることで、傷や衝撃、熱に強く、また経年劣化による退色にも強いため、見た目だけでなく、使い勝手も申し分なそそう。 コストさえあえば、今後とてもおすすめなシンクになりそうです。 KOHLER Cairn Neoroc Kitchen Sinkhttp://www.kohler.jp/feature-products/neoroc-cairn/

2022年。 | いろいろ

2022年。

あけましておめでとうございます。 今年もこれまでと変わらず、ひとつひとつ丁寧に向き合い、より良い製品をお届けできるように、全力で走り抜けていきたいと思います。 それでは、本年もどうぞよろしくお願いいたします。  

2021年。 | いろいろ

2021年。

2021年も残すところ、あとわずかになりました。 いつだったか、「先のことは何も考えずに、今日1日を全力で使い切る。」と誓った時があって、今年は去年よりも少し実行できた気がします。 仕事の時も、家事をする時も、子供たちと遊んでいる時も、できる限り他のことを考えないように、目の前のことに一生懸命向き合う。 最初のころは本当に難しくて、なかなかうまくできなかったけど、「鬼滅の刃」で、煉獄杏寿郎が炭治郎に「集中!」と声をかけているのを見て、なんかすごく納得したことがあって、それから少しずつスイッチが入るようになってきました。 大人になってからほとんど漫画を読まなくなってしまったけど、スラムダンクに出てくる安西先生の「あきらめたらそこで試合終了だよ。」をはじめ、漫画のキャラクターたちの言葉は、ビジネス書のきれいにまとめられた言葉よりも、身近で温もりがあって、心にとても深く刺さる気がします。 ちなみに、料理するときだけは昔からすごく集中することができて、それはきっと「美味しいご飯が食べたい」という食いしん坊ならではの純粋な一心で料理するからだと思います。 今年もみなさまのおかげで、無事年末を迎えることができました。 今年一年お会いさせていただいたすべてのみなさまへ。本当にありがとうございます。 それでは、どうぞ良いお年をお迎えください。 廣田 耕人

ダイニングテーブルのサイズ選び〜通路幅編〜 | いろいろ

ダイニングテーブルのサイズ選び〜通路幅編〜

前回に引き続き、ダイニングテーブルのサイズ選びについてのお話です。 今回は部屋の広さからテーブルサイズを検討する方法。 目安となるのは、テーブルと壁もしくはキッチンや家具との距離。 ただし、キッチンや家具の場合、壁に比べて腰から上はフリーになるため、これからお伝えする内容より余裕があります。そのことを踏まえた上で、各通路幅ごとの特徴をご紹介します。 case1.ギリギリの60cm 椅子が設置できる最小寸法は60cm。 最小寸法なだけに、実際はかなり狭いです。イメージは飲食店のテーブル席の壁側に座るカンジ。 座ったり立つことはできますが、油断して椅子を引きすぎるとすぐに壁にぶつかります。また、座った状態では、カニ歩きでも椅子の後ろを通ることがかなり大変です。 なので、60cm幅はどうしても通路幅の確保が難しいときの最終手段として考えるといいかもしれません。なお、椅子を背なしのスツールやベンチにすると少し余裕ができるのでオススメです。 case2.よこ歩きの75cm 75cmあると、離席するときに椅子を引いても壁に当たらず、椅子に座った状態で、よこ歩きにはなりますが後ろを人が通ることもできます。 家事動線(頻繁に人が通る通路)でなければ、75cmでもそんなに不自由しないと思います。 case3.スタンダードな90cm 90cmは、椅子に座った状態で、椅子の後ろをまっすぐ歩ける最小寸法です。 個人的な感覚としては、この90cmがテーブルと壁の距離感の基準になると思います。なので、テーブルサイズに迷ったら、まずは「テーブルの周囲に90cmずつスペースを確保できそうか?」と考えると、サイズの検討が分かりやすくなる気がします。 case4.余裕の105cm 105cm、つまり1メートルを超えてくると、体感だけでなく、見た目でもだいぶ空間にゆとりが出てきます。この「空間にゆとりを感じる」は、心地よいインテリアを作る上で大切なポイントです。 特にアイランドキッチンやペニンシュラキッチンとテーブルが横に繋がっている場合は、メイン動線(キッチン作業面と反対側)は105cm以上確保することをおすすめします。 以上、少し個人的な感覚にはなりますが、テーブルサイズについてのお話でした。 ダイニングテーブルを検討されるお客様だけでなく、キッチンを検討されるお客様からもテーブルサイズの相談を受けることが多いので、きっとテーブルサイズで悩まれている方が多いのかなって気がします。 僕自身、このブログを書きながら改めて知識の整理になりました。

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