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2022年10月

キッチン天板を選ぶ。 | いろいろ

キッチン天板を選ぶ。

オーダーキッチンの天板選びについて、主に3つの目的に合わせて、オススメの天板をご紹介します。 目的その1:とにかく汚れや傷に強いもの キッチンは永く使うものなので、できる限り汚れや傷に強い素材で選びたいところです。そんな方には、現時点で一番汚れや傷に強いと言われているセラミックストーンがおすすめです。 特に黒色など、他の天板素材では汚れや傷などが目立つため敬遠されてきた濃色系も、セラミックなら安心してお選びいただけると思います。 DEKTONhttp://www.cosentino.jp/dekton 目的その2:天板とシンクをシームレスに。 キッチン天板で一番掃除が大変なところが天板とシンクのつなぎ目。天板と一体型になったシームレスシンクはとてもお手入れがしやすく、見た目もスッキリするので、メンテナンス重視の方にとても人気があります。 主な選択肢は、ステンレスか人工大理石の2種類ですが、人工大理石は熱湯にとても弱いため、個人的にはステンレスがおすすめです。 目的その3:キッチン全体を同じ素材で。 天板と扉など、キッチン全体を同じ素材で作りたい場合、先にご紹介しましたセラミックやステンレスでも可能ですが、コストパフォーマンスのことを考えると、メラミン化粧板がおすすめです。 メラミン化粧板は傷や汚れに強く、また木目調から石目調まで豊富な柄からお選びいただけるため、特にヨーロッパではメラミンキッチンがスタンダードみたいです。 AICA メラミン化粧板http://www.aica.co.jp/products/veneer/melamine/

パズルのようなTVボード。 | オーダー家具

パズルのようなTVボード。

お部屋の形に合わせて自由自在にレイアウトできるところがオーダー家具の魅力の一つですが、このTVボードはまさに自由自在にレイアウトしたオーダー家具ならではの事例です。 お客様からのご要望は、主に3つ。・TVを斜めに置いて観れるように、奥行をたっぷりに。・壁の隙間を利用して無駄なく収納として使い切りたい。・上側に一部ディスプレイ用の収納スペースが欲しい。 お部屋のレイアウト上、TVボードの斜め前にソファを置くことになるため、TVボードの奥行きをいつもよりぐっと深くしてTVを斜めに設置。ただ、奥行きが深すぎると奥のモノが取り出せなくなってしまうため、天板の奥側を一部上から開けるように細工をしています。 次に壁が引っ込んでいるスペースは、ちょうどCDが収納できるぐらいの奥行きがとれそうでしたので、プッシュ扉の可動棚収納として利用。TVの後ろになるので、普段使いというよりはストック的な場所になります。 上部は飾り棚として使うために、目線の高さにガラス框扉を設置して、その上を交差するようにもうひとつの収納箱を乗せて完成です。 プラン中はパズルのようにいろいろな組み合わせを検討しましたが、結果的にお部屋の形に合わせてちょうどいいボリューム感に納まりました。

ツートーンは異なる素材どうしで。 | オーダー家具

ツートーンは異なる素材どうしで。

ホワイトオークの天板に、ダークグレーの扉を合わせたツートーン仕様のTVボードです。 ホワイトオークのみ、もしくはダークグレーのみでカラーをまとめるのがスタンダードですが、天板と扉面材を異なる色で組みあわせるツートーン仕様は、床材がフローリングでもタイルでも合わせやすく、また家具単体としての個性もでるので、個人的にとてもお勧めです。 ちなみに、ツートーン仕様のポイントは、天然木と単色塗装や、石と天然木など、異なる素材どうしを組みあわせるところ。同じ素材で色違いの組み合わせは、一歩間違えるとお部屋全体の調和に影響するため、慎重に検討したいところです。

Basisがおすすめな方について。 | Basisについて

Basisがおすすめな方について。

よく、設計事務所のお客様から「Basisをおすすめしやすいお客様ってどんなタイプですか?」と聞かれることがあります。 「シンプルなデザインがお好きな方」だったり、「天然木がお好きな方」だったり、見た目的な部分もありますが、普段お客様と打合せをしながら感じるのは、「具体的に叶えたいアイデアもしくはイメージをお持ちの方」が一番おすすめなのかなぁと思います。 ぼくたちは、もともとオーダー家具屋としてスタートしているので、キッチンや造作家具などの箱物だけでなく、ソファやテーブル・椅子など製作にとても技術が必要な置家具も得意です。また、扱う素材も天然木をはじめ、金物やファブリックまで、国内で手に入るものであればたぶんほぼ大丈夫だと思います。 つまり、「これはできません」っていうことがほとんどありません。 でもこれっていいことだけではなくて、なんでもカタチになるということはそれだけ選択肢が多すぎて、お客様にとってもお選びいただく負担が増えることにもつながるし、迷子になったらとても大変です。 具体的に叶えたいアイデアもしくはイメージは、オーダーキッチンやオーダー家具を計画する上でのとても大きな「道しるべ」になります。 最初はまだ漠然としたイメージしか無くても大丈夫です。 ぼくたちがお話を聞きながらお客様がまだ気づいていない「アイデアのかけら」を集めて、お客様にとっての「道しるべ」となる具体的なアイデアやイメージを、一緒に探していきたいと思います。 そして、具体的なアイデアやイメージが見つかれば、そこから先、製品がカタチになるまでの打合せが、とっても楽しくなると思います。

布団貼りのヘッドボード。 | オーダー家具

布団貼りのヘッドボード。

床から天井まで壁一面にヘッドボードをつくりました。 一般的に「布団貼り」といわれるファブリックパネルですが、ミシンだけで山なりを作ったり、ボタンをつけてチェスターフィールド風にしたり、といろいろな表現方法があります。 このヘッドボードは、ピースごとに一つ一つクッションをつくって、木フレームの中に嵌め込むタイプ。独立したクッションならではの陰影が生まれて、ほどよい重厚感がとてもいい感じです。 ちなみに、生地はベルギーメーカーのビニールレザーを採用。絶妙な色味にしっとりした手触りで、すごく素敵な生地でした。

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