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2025年1月

カップボード 〜家電編〜 | オーダー家具

カップボード 〜家電編〜

- 家電編 - 先日のブログ、カップボードのゴミ箱みせる・見せない問題。 その流れで家電、みせる・見せない問題の(見せない場合)について書いてみようと思います。   ご家庭でよく登場する家電。 オーブンレンジにトースター、炊飯器に電気ケトル、コーヒーメーカー。 人によってはジューサー、ブレンダー、炭酸水メーカーと。 さらにはホームベーカリー、スタンドミキサーなど。   これらの中でも、これは見えてもOK、これは見せたくない。 これはすぐ手が届くように、と、使い手によって気持ちはそれぞれ。   最近、改めてよく目にする機会が増えているように思うのが垂直収納。 開いた扉が家具の中に入っていくカタチです。 昔からお仏壇の軸回し扉など、扉のカタチとしては歴史?は長いような。 金物メーカーさんの企業努力により、色々なタイプの垂直収納金物が発表されているのも よく目にすることがふえた一因でしょうか。 使うたびに、開け閉めというより、隠したい時だけ隠せる!というのが良い点です。 収納の奥行きによっては、扉が全て格納できず、出っ張っている扉が邪魔・・ということにも なりかねないので、奥行きやワイドなどサイズを検討しながらご提案しています。   画像では背の高い大きな扉のイメージで思われるかもしれませんが カウンター上の低めの扉のみ、ということも可能です。 先日のブログのように、扉を持ち上げて、収納の中へ扉をスライドさせるフリッパードアもありますが、 扉をぐいっと上へ開けるタイプのリフトアップタイプの扉も便利です。   これからの生活を少しイメージしていただき、自分に合うカタチを。 より快適な毎日へ、こっそり、ひっそり寄り添える家具を目指しています。 (高橋)

個性的≠ユニーク | いろいろ

個性的≠ユニーク

  糸井重里さん主催の「ほぼ日刊イトイ新聞」を見るのが好きで、その中で最近糸井さんがとてもオススメされていた「はずれ者が進化をつくる」という本を読んでいます。 農学博士の稲垣栄洋先生による著書で、植物の視点から生き物の進化の秘密に迫るような内容なんですが、これがめちゃめちゃ面白いんです。 例えば、タンポポについて。 タンポポの花の色は全て黄色ですが、それはタンポポの花粉を運んでくれるアブの仲間が黄色い花が好きだからとのこと。 逆に大きさや葉っぱの形がバラバラなのは、育つ環境によって変わる必要があるから。 植物の世界では、「個性」は生き残るために作り出した戦略で、大きさや形がバラバラなのは、それぞれそこに意味があるからとのこと。 逆に、タンポポの花の色みたいに、生き残るためのベストな答えがでていることは、そこで進化が止まる。 そう考えると、例えば椅子には4本脚もあれば3本脚、1本脚などいろいろな形があるのは、ある意味椅子にとってベストな脚の数の答えがまだでていないっていうことになるのかなぁ、なんて思ったりします。 もしくはキッチンや家具の世界ですでにベストな答えがでていることってなんだろう、とか。 また、「個性」はみんな生まれながらにして持つもので、もうそれだけで十分個性的。 よく、個性的と聞くと奇抜なファッションや型破りな行動など、みんなと変わったことをすることイメージがあるけど、たぶんそれは「個性的」ではなく「ユニーク」で、ほんとうは生まれながらにしてすでに個性的なので、変わったことをすること(ユニーク)が「個性的」ではないみたいです。 ん〜。めちゃめちゃ奥が深すぎます。。 他にも、「ふつう」についてや「らしさ」についてなど、植物の視点からとてもわかりやすい内容で書かれていて、仕事や子育てなど身の回りのいろいろなことにすごく参考になる気がします。 小学生でも読みやすい文章で、お子様にもとてもおすすめな本です。 稲垣栄洋著「はずれ者が進化をつくる」   廣田

カップボード 〜ゴミ箱編〜 | オーダー家具

カップボード 〜ゴミ箱編〜

- ゴミ箱編 - Basisはオーダーキッチンと家具の会社なので、当然ながら、カップボードのお問い合わせも多くいただきます。 カップボードとひとことに言いましても、食器や家電の収納、パントリー機能を多く備えたものなど、 キッチンのレイアウトや暮らし方によってもさまざまです。 プランをする上で必ず伺う質問の1つに カップボードにゴミ箱スペースをおつくりますか?という質問があります。   ゴミ箱を組み込まれる場合、 ゴミ箱が見えるパターンと、見えないパターン。大きく分けると2つあります。   ゴミ箱を見せないようにする場合は 扉を開いた中にゴミ箱を設置、もしくは スライド引出しの中にゴミ箱をいれるパターンがあります。 ご要望頻度は少ない気もしますが、ワゴンタイプで、使われる時に引き出して、 調理スペースへ持って行かれる場合も。   いずれも、ゴミを捨てる際に 扉を(あける・引き出す)、ゴミ箱の蓋がある場合、蓋を開ける、と2アクションにはなってしまいますが、 表にゴミ箱が見えないので、よりスッキリします。   ゴミ箱は無印良品やKEYUKA、IKEAなどの商品を設置される場合や、 海外メーカーのダストボックスを組み込む場合もあります。 必要とされるゴミ箱のサイズ感や、ご予算感にあわせたご提案をしています。   組み込む場合でもゴミ箱をオープンに収納する場合、 足元にペダルがついていて、ハンズフリーなゴミ箱をお選びいただけたり センサー式のおしゃれなゴミ箱を置かれたりと。   上記画像でお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、 家電もどの程度みせるか、見せないか。という問いかけもございます。   お部屋全体からどう見えるか、どういう使い勝手が日々の暮らしにストレスがないか、など お話しをお伺いしながら、使い手にピッタリのカップボードが出来上がっていきます♪ (高橋)    

木目を揃える。 | オーダー家具

木目を揃える。

  デザインはもちろんのこと、素材やサイズを自由に設定できるなど、オーダー家具だからこそ実現できることはたくさんありますが、「木目を揃える」というのもその一つ。 この2台のシングルベッドは、とてもシンプルなデザインながら、ヘッドボードの木目をひとつなぎに揃えることで、既製品ではなかなか表現することのできない奥深い表情をつくりました。 木目を揃える。 ほんのちょっとした差異ですが、どことなく洗練された雰囲気が生まれ、なんだかとても心地良い製品になる気がします。 なお、一般的に木目を繋げる場合、突板の下地に使うベニヤやMDFの規格サイズの都合上、だいたい2400mmまでのケースが多いですが、当社ではご注文に合わせて突板も規格品ではなくフルオーダーにて製作するため、ホワイトオークやウォールナットなど家具でよく使われる樹種であれば、資材の在庫状況にも寄りますが最長で約2700mmぐらいまで木目を揃えることが可能です。 天然木の家具やキッチンを検討する際、デザインだけでなく、ぜひ全体の木目の流れにも注目してご覧いただくと、また新しい発見があると思います。 廣田

コンロ。 | いろいろ

コンロ。

親族の畑に私のレモンの木があるのですが、今年は豊作で、帰省時にたくさんレモンを持ち帰ってきました。 レモン酢、蜂蜜レモンをつくり、お次はレモンカードとレモンジャムを。 ジャムはコトコトと炊いて、 レモンカードは湯煎をしながらポッテリとなるタイミングをみながら、ゆっくりと混ぜて。   我が家はガスコンロを使っていますが、 湯煎のお湯が急に熱くなってきたり、目をはなした隙にジャムが煮詰まりそうになったり。 こんな時、IHは温度管理に長けているのでIHの方が便利かなぁと考えたり。 キッチンのプラン時、 ガスとIH、どちらにされるか問題。   ガスはやはり火力が魅力。中華鍋などお鍋を振る調理をされたい時にも 火力がおちませんし、火加減が目に見えるというのは、やはり調理しやすいです。 デメリットとしては、お鍋を吹きこぼして、五徳が焦げついたり、油飛びなど、 普段こまめなお掃除が必要になります。   一方IHは煮込み料理など、コトコト系にとても便利ですし、 なんといってもお掃除が楽、火がないので安全性は高く、安心感があります。     昨今ではIHとガスが一体になっているハイブリッドコンロがあったり、 ガスとIHを組み合わせられる製品もありますので、両方のいいとこどりもできるようになりました。   今はガスが良いけれど、将来的にはIHで安全性をとりたいとお考えの方も プラン時に、将来的に器具交換が容易にできるように電源をとっておいたり、 組み合わせ型なら2つはガス、将来は1つはガス、もう一つはIHというふうに変更することも可能です。 ガスとIHの検討の際、 日本ならではの魚焼きグリル、つける?つけない問題もあったり レンジフードと連動させたいか?させる必要はないのか、それによっても選ぶ機器が変わってまいります。   ライフスタイルを伺いながら、オーダーキッチンならではな、ぴったりな機器をお選びいただければと思います。 (高橋)

効率的なⅡ型キッチン。 | オーダーキッチン

効率的なⅡ型キッチン。

  シンクカウンターとコンロカウンターからなるⅡ型キッチンにダイニングテーブルがセットになったオーダーキッチンです。 テーブル天板はコストと経年による反りを考慮してオーク集成材をセレクト。 キッチンカウンターにダイニングテーブルをセットする場合、キッチンの奥行きに合わせてテーブルを横並びに配置したり、キッチンの手前側にも椅子を置いて座れるように、キッチンとテーブルを少しずらして配置するなどいろいろな方法があると思います。 このキッチンは、シンクカウンター手前に椅子を置いて使う予定はないものの、ディスプレイ台として、また生活雑貨がおけるように、テーブルを延長して奥行きの浅いカウンター仕様になっています。 奥行きの浅いちょっとした棚が実は日常生活の中ですごく便利で、またテーブル含めて一体感を持たせることで、キッチン全体の雰囲気がぐっと締まる気がします。 なお、シンクカウンター・コンロカウンターともにサイズは標準的な1800mm。 単体で使うと少し手狭に感じるかもしれませんが、2つ足すと3600mmもあり、アイランドキッチンやペニンシュラキッチンではなかなか確保できないサイズ感なので、限られたスペースの中でできるだけ作業エリアを広くとりたい場合は、Ⅱ型キッチンがおすすめです。 ちなみに、Ⅱ型キッチンをご検討される場合、調理中にカウンター間を行き来する際に食材が落ちたり液体が溢れるなど通路床の汚れを気にされることが多いと思います。 その際は、お掃除重視であればキッチン通路床のみ掃除しやすい素材に変えたり、ダイニングスペースと床材を揃えたい場合は大きめのキッチンマットを敷くなど、お好みに合わせた対応方法があるので、そこまで心配されなくて大丈夫だと思います。 廣田  

光。 | いろいろ

光。

2025年がはじまりました。 今年はどんな ひと・こと・もの・けしき、に出会えるのでしょう。 とても楽しみです。   先日、庭園美術館のインフォメーションがふと目にとまり、 その足でふらっと美術館へお邪魔しました。 庭園美術館は皇族朝香宮家の自邸として建てられ、 ラリックなどアールデコ様式の著名なデザイナーが内装に起用されています。 今のデザインには見られない装飾の絢爛豪華さ、優美さに行くたびに感嘆の声がでてしまいます。 個人的には、内装も気になるは、展示物も気になるは、情報量が多くなってしまう美術館です笑。   インタビュー動画でガラス作家 三嶋りつ惠さんのコメントのひとつ。 ベネツィアの職人さんにイメージをどう伝えてつくるのか、との問いに 「まずは相手をリスペクトし、相手の目線の先をよむ。 そうしながらものづくりをしていると、美を目掛けて一つになる、一体になる瞬間がある。」 と。 表現者の言葉や作品から、学びや発見、共感、感動、いろいろな気持ちをいただきます。 鉄とガラス、違う表情ですが、どちらも昔から自然界にあるもので生み出されたもの。 ガラスは光を吸い込んで放つような、 鉄は冷える時に真ん中に赤い光を封じ込めるような、その対比もまた興味深かったです。 いろいろな美しいものにふれて そこでいただいたものを日々の暮らしや仕事に循環させていきたいな、と思う年の初め。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。 (高橋)

2025年。 | いろいろ

2025年。

  新年あけましておめでとうございます。   Basisは今日から2025年がスタートします。   1日1日を大切に、 お客様やモノづくりの仲間たちと一緒に楽しみながら、 ひとつひとつ、丁寧につくっていきたいと思います。   今年もみなさまにとって、より良い一年となりますように。   本年もどうぞよろしくお願いいたします。   Basisスタッフ一同

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