2024.10.26
テレンス・コンラン展
東京ステーションギャラリーで開催中の展覧会「テレンス・コンラン モダンブリテンをデザインする」に行ってきました。 コンランショップは、ぼくがインテリアに興味をもつキッカケになったお店。 1997年。18歳のころ、当時美大に通っていた友人に連れられて初めて新宿のコンランショップに訪れた時の衝撃を、今でもよく覚えています。 なんとなく手に職をつけようと思って建築系の大学に通い始めたものの、授業になかなか興味が持てず、どちらかというと飲食業界の方に興味を持ったり、この先どうしようかなぁと思い始めていた頃だった気がします。もちろん、コンランショップどころか、インテリアショップの存在すら知りませんでした。 大きなスペースにゆったりとレイアウトされたモダンな家具や色とりどりの小物たち、そしてショップスタッフのお兄さんお姉さんたちがとにかくかっこよくて、インテリアのこと良く分からないけど、あっという間にコンランショップの大ファンになりました。 通学が新宿駅を経由することもあって、暇なときはいつも帰宅途中にコンランショップに立ち寄って、コンランの世界観にどっぷり浸って自己満足して帰るのが当時の楽しみに。 家具を買うお金はなかったけれど、どうしてもコンランショップで何か買い物がしたくて、カタログとか文房具など気軽なものを買っていた記憶があります。 コンランショップとの出会いをきっかけにインテリアに興味を持ち始めてから、同じく90年代後半からのインテリアブームの中心的お店となった南青山のIDEEをはじめ、都内のいろいろなインテリアショップをめぐるようになりました。 東京デザイナーズウィークやHAPPENINGなどインテリアシーンを盛り上げるイベントが始まった時期も重なって、今思えばとてもラッキーな時期に学生時代を過ごせたなぁと思います。 いつか本国のコンランショップとレストランにも行ってみたくて、結婚したての頃に駆け足でロンドンの街を巡ったのも良い思い出です。 そういえば、ニューヨークに行った時にディーン&デルーカの本店を訪れたときも感じたのですが、ロンドンのコンランショップも、東京店や丸の内店のイメージより、もっとカジュアルでみんなが普段使いしている感じがします。 すみません。。 だいぶ話が逸れましたが、コンラン展めちゃめちゃいいので、丸の内方面にお出かけの際はぜひ! あと、記念グッズがすごく充実していて、思わずいっぱい買ってしまいました笑 「テレンス・コンラン モダンブリテンをデザインする」 東京ステーションギャラリー https://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition/202410_conran.html