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ダイニングテーブルのサイズ選び | いろいろ

ダイニングテーブルのサイズ選び

ダイニングテーブルを検討する時、デザインや素材はもちろんのこと、特に悩むのが全体のサイズ選び。 テーブルサイズを検討するときの基準はいろいろありますが、押さえるべきポイントは、「部屋の広さ(通路幅)」と「合わせる椅子の数」の2つ。 今日は、このうち「合わせる椅子の数」について、代表的なサイズの事例をご紹介します。 120cm×75cm:4脚最小サイズ 4脚を合わせる場合の最小サイズです。ちなみにカジュアルな飲食店の4名テーブルはこのサイズが多いです。ただし、住宅のダイニングテーブルとしては、少し物足りないサイズかもしれません。 140cm×80cm:4脚標準サイズ 4脚テーブルの標準サイズ。最低このサイズがあれば窮屈にならずに食事が楽しめます。ただし、アーム付きの椅子を合わせる場合は少し窮屈になります。 160cm×85cm:4脚ゆったりサイズ もし4脚ともアーム付きの椅子を選ぶときは、最低これぐらいのサイズが欲しいところです。ちなみに、アーム無しであればお誕生日席もできます。 180cm×90cm:6脚最小サイズ 少し窮屈になりますが、アーム無しであればなんとか6脚合わせることができるサイズ。アーム付きだと、4脚でゆったりバランスよく収まります。 80cm×80cm:2脚ゆったりサイズ 次に丸テーブルの場合。2脚であれば80cm×80cmで十分ゆったり食事できます。 90cm×90cm:3脚標準サイズ アーム無しタイプ3脚並べるなら、このサイズがちょうどいい感じです。 100cm×100cm:4脚標準サイズ 丸テーブルの標準サイズです。ダイニングルームが正方形に近い場合は、100cm×100cmの丸テーブルを基準に、通路幅とのバランスを見てサイズ検討すると決めやすいと思います。 110cm×110cm:4脚ゆったりサイズ 4脚ともアーム付きなら一回り大きい110cm×110cmがおすすめです。

はじめての自由研究。 | いろいろ

はじめての自由研究。

息子にとって、はじめての自由研究。 去年一年生の時は、コロナ禍で1学期ほとんど休校だったため、二年生になった今年が初めての体験です。 夏休みの宿題とはいえ、せっかく自由に研究できるのだから、息子が興味のあるモノを使って何か実験してみない?ということで、未だに大好きなトミカを使って、どの車が一番遠くまで走れるか予想を立てた上で、実際に計測してみることにしました。 まず、たくさんあるトミカの中から、「スポーツカー」や「トラック」など6つほどカテゴリー分けした上で、それぞれ代表選手を選ぶ。丸いものや四角いもの、背が高いものから低いものまで、かたちもなるべく被らないようにします。 次に一台ずつ計りに載せて重さを計ります。そうすれば、重さと走行距離が関係しているかも調べることができるので、ちょっと研究っぽくかなと思って。 そして、いよいよ計測スタート。息子のアイデアで、スキージャンプみたいに滑走路を出てから止まるまでの距離を3回ずつ測って、それぞれ一番長い距離を正式記録とすることにしました。 一台ずつ滑走路から滑らせては、メジャーを使って走行距離を測る息子が、なんだかとっても楽しそう。 自由研究のテーマが、普段の遊びの延長みたいな形でもいいのか良く分からないけど、息子が自分でテーマを決めて、実験方法を考え、なにより楽しそうに実験している姿をみて、ありきたりな感想だけど、この体験が一番大切なのかなって思います。 ちなみに、ぼくと息子が予想した金メダル候補はスポーツカー(NISSAN GT-R)だったけど、結果はまさかのディズニーオープンカーが金メダル。 息子といろいろ考えてみたけど、どうしてもGT-Rよりディズニーオープンカーが勝った理由が分かりませんでした。。

Nobilis Black | いろいろ

Nobilis Black

国内コンロメーカーのハーマンにて、オールブラック色の新シリーズ「Nobilis Blackシリーズ」の商品説明会に行ってきました。 主な機能はそのままに、テフロンコーティングされたブラック天板、質感の良いブラックステンレスフェイスは、たしかにいままでの国産コンロとは違った雰囲気があって、個人的にはとてもいい感じでした。 また、最近流行りの薫製調理も自動で設定できたり、魚焼きグリルもお手入れがとても簡単になったり、いままでの国産コンロのイメージからだいぶ変わってきている気がします。 水栓もここ数年ブラック色が増えているし、設備機器のブラックシリーズはこれからもまだまだ続きそうです。 ハーマン Nobilis Black シリーズhttps://www.harman.co.jp/pdf/catalog/harman-shinseihin.pdf

久しぶりの小説。 | いろいろ

久しぶりの小説。

すっごく久しぶりに、小説を読みました。 先日、朝11時から納品撮影の予定が、時間を間違えて10時前に現場についてしまい、さぁ1時間どうしようか、ということに。 たまたま最寄駅から近い場所だっため、一旦駅まで戻ってふらふらしていたら、時間潰しには最高な本屋さんが駅ナカビルにあったので、ふらっと立ち寄りました。 いつもなら、ついつい惰性でインテリア雑誌コーナーやビジネス書コーナーを見てしまうのですが、それもなんだかなぁと思って、なんとなく久しぶりに文庫コーナーを覗いて、昔良く読んでいた伊坂幸太郎の新刊を買うことにしました。 ちなみに、ぼく自身読書家とは全く遠い存在で、子供のころ、夏休みの宿題以外でちゃんと本を読んだ記憶がほとんど無く、たぶん大学生になってから初めて(宿題ではなく、楽しみとして)小説を読んだ気がします。ただ、それも自分から手に取った、というより、友人に村上春樹の「ノルウェイの森」をめちゃめちゃお勧めされたのがきっかけ。 そんな偶然のきっかけでしたが、「ノルウェイの森」ですっかり村上春樹ワールドにハマってしまい、当時出版されていた村上春樹作品をあっという間に全て読んでしまうほど、小説を読むのが好きになりました。個人的には、「国境の南、太陽の西」が村上作品で一番のお気に入りです。 村上春樹の次にハマったのが、ミステリー小説で有名な伊坂幸太郎。これもきっかけは当時勤めていた会社の同僚からのお勧めでした。住んでいた逗子から表参道までの長い電車通勤が最高の読書タイムで、おかげでとても楽しく通勤できた気がします。 その後、勤めていた会社を退社して独立するのですが、電車通勤がなくなったことで読書する時間もかなり限られてしまい、また仕事柄全く面白くも何ともないビジネス書的なものを読む必要があったので、以前のように小説を読むことがほとんどなくなってしまいました。 でも、今回ふとしたきっかけで久しぶりに小説を読んでみたら、やっぱり最高に面白いんです。今回も読み始めたら、あっという間に伊坂ワールドに引き込まれて、結局その日深夜遅くまで一気に読み終えてしまいました。 小説の良いところっていろいろあると思いますが、個人的にはとにかく「没頭できること」なのかなって。小説の世界に浸ると、なんだか少しココロに余裕が持てる気がします。 ここ数年、仕事と子育てで余裕が全くなく、いや、それはそれでとても楽しいのですが、なんとなく少しココロに余裕が持てたらいいなぁと思っていたので、これを期に、また時間見つけて小説読んでみようと思います。

永く使うことについて。 | Basisについて

永く使うことについて。

愛着を持って永く大切に使い続けるためにできることについて、自分なりに改めて考えてみました。 まずは手に入れるまでについて。 手に入れるまでの時間とモノへの愛着の深さは、少なからず比例しているのではないかと思います。 たとえば、手に入れるまでの時間が長いほど、欲しいモノに対してデザインや機能、価格など様々な角度から検討するので、結果的に満足度の高い買い物ができる気がします。 また事前にある程度欠点なども把握しているので、一般的に言われる欠点でさえ、愛着が湧いてくると思います。 反対に、衝動買いしたモノは、買ったあとに色々気づくことが多いので、うまくいく場合とそうではない場合がある気がします。 それゆえに、オーダーキッチンやオーダー家具のような比較的高価な製品は、できるだけ時間を掛けて検討したいものです。 ただし、時間を掛けすぎると何が大切なのか良く分からなくなってくるので、そのあたりは適度なサジ加減で、腹8分目ではないけど、80%ぐらいの理解度がちょうどいいのかな。20%は買ってからの楽しみということで。 次に手に入れてからについて。 せっかく時間をかけて買ったモノだから、丁寧に使うことはもちろん大事だけど、できれば身体の一部のように、あまり細かいことは気にせずにガシガシ使いたいものです。 価値のある器だって、ガラスケースにしまってただ眺めるだけより、毎日磨いたり、できれば実際に使用するほうが、はるかに愛着が湧くはず。 つまり、お手入れを繰り返すことで愛着が深くなって、永く安心して使い続けることができるのです。 そのためには、お手入れのしやすい素材や構造がとても大切。 例えば木製のダイニングテーブルであれば、比較的安価でウレタン塗装によって汚れが付きにくい突板天板より、定期的なサンディングやオイルの塗り直しなど手間はかかるけど、傷がついても自分で簡単に直せて、オイルを塗り直すたびに味わい深くなる無垢材天板の方が、安心して永く使えます。なにより手間をかけることで愛着が湧くのがいい。 ソファなどのファブリック製品は、日常生活の中でどうしても汚れやすく、また日光や照明などで生地が退色していきます。 そのため、カバーが本体に張り込んで自分では外せない張込仕様より、簡単に外せてクリーニングに出せるカバーリング仕様がおススメです。 またクッション内部のウレタンも経年劣化するので、できれば座面も置クッションタイプのように簡単に交換できる構造の方が良い気がします。 オーダーキッチンやオーダー家具に限らず、洋服や小物など身の回りにある全てのモノについて、できる限り永く安心して使い続けたいものです。

TOKYO リノベーションミュージアム。 | いろいろ

TOKYO リノベーションミュージアム。

ずっと前から行こう、行かなきゃと思いつつ、なかなか行けずじまいだった汐留にあるパナソニックの「TOKYO リノベーションミュージアム」が、今年の8月で閉館するとのことで、先日家族連れてようやく行ってきました。 都内の一般的な中古マンションがスケルトンになり、いろいろなプランに生まれ変わる姿が、建築模型によって時系列に展示されていたり、実際に体験できるリノベーション事例あったり、リノベーションに関するQ&Aが見やすい形でパネル展示されていたり。 なるほど、たしかにリノベーションのショールームというより、リノベーションの展覧会を見ているような気分になれて、めちゃめちゃ面白かったです。 こんなに素敵な場所が、もうすぐ閉館になってしまうのが本当にもったいないのですが、これからリノベーションを検討される方は、閉店まであと3週間ぐらいあるので、ぜひ一度TOKYOリノベーションミュージアムに行かれることをおすすめします! とくにエントランスにある建築模型の事例たちは必見です! TOKYO リノベーションミュージアムhttps://sumai.panasonic.jp/trm/

突板の可能性 | いろいろ

突板の可能性

新木場にある突板メーカーの北三ショールームに行ってきました。 Basisでは、基本的に製作工場のある北海道旭川で流通している突板を使います。ナラやウォールナットなど普段よく家具に使われる樹種が本州に比べて安価に手に入るメリットがある一方、ブビンガや黒檀など流通量の少ない樹種を手に入れるのが少し大変です。 そのため、特殊な突板を使う場合は北三をはじめ、都内にある突板メーカーから材料を仕入れます。旭川に比べると割高になりますが、普段あまり目にすることのない樹種に出会うこともあり、ぼく自身とても勉強になります。 オーダー家具やオーダーキッチンの良さって、ちょうどいいサイズや好きなカタチで製作できるところだったりしますが、「他にはない突板で作りたい」というリクエストに対応できるのも、良さの一つかもしれません。 いつもオーダー家具やオーダーキッチンを提案するとき、オークやウォールナットなど飽きのこない突板を選んできましたが、シンプルなデザインほど突板本来の木目や色味がダイレクトに生かされるので、意外とBasisの家具やキッチンと相性が良いかもしれません。 一般の方も自由に見学できますので、変わった突板にご興味をお持ちの方は、ぜひ一度北三ショールームにお立ち寄りください。 北三ショールームhttps://www.hoxan.co.jp/company/showroom/

グリル付IHクッキングヒーター。 | いろいろ

グリル付IHクッキングヒーター。

ARIFINA / A751H3BK HITACHI / HT-M350KTWF 最近、キッチンの打合せで魚焼きグリル付のIHクッキングヒーターでオススメな機種を聞かれたら、この2つの製品をご紹介しております。 ARIFINA / A751H3FBKhttps://www.ariafina.jp/products/ih/a751h3fbk/overview+spec/ HITACHI / HT-M350KTWFhttps://kadenfan.hitachi.co.jp/ih/lineup/ht-m/?ht150t 2つともにブラックトップ+ブラックフェイス仕様なのが、オススメする一番の理由です。 海外メーカーのグリルなしIHもほぼブラックトップ仕様ですが、ブラックトップやブラックフェイスはキッチン全体をバランスよく引き締めてくれて、しっとりした、とても落ち着いた雰囲気になります。 一昨年あたりから、キッチン水栓もブラック仕様のラインナップが増えてきたので、この流れはしばらく続きそうです。

オーダーキッチン天板の選び方 | いろいろ

オーダーキッチン天板の選び方

オーダーキッチンを検討する際にとても悩むのが天板の種類。代表的な素材を例に、それぞれの特徴を簡単にご紹介します。   1.人工大理石<代表的なブランド>コーリアン http://www.dupont-corian.net/Corian/ja_JP/ キッチン天板の代表格で、色柄も豊富な人気の素材。長所はなんといっても取り扱いが簡単なところ。傷や汚れがついても木天板みたいにサンドペーパーで表面を削ることができるのでとても便利。短所は、熱に弱いところ。特に直火に当てた鍋やフライパンなどは必ず鍋敷の上に置きましょう。また、黒系の濃色は白系に比べて傷が目立ちやすいので少し注意が必要です。   2.ステンレスキッチンといえばステンレス!というくらいファンが多いイメージ。ステンレス天板を希望されるお客様は迷いがないのです。主な仕上げは少し光沢のあるヘアラインとマットな質感のバイブレーション。長所は熱に比較的強いので鍋敷なくても大丈夫。ただし、シンクで熱湯捨てるときはなるべく水流しながらしましょう。また、キッチンシンクは基本的にステンレス素材のため、ステンレス天板であればシンクとのつなぎ目を無くすことができるのでお手入れがとてもしやすいのも大きなメリット。短所は傷が目立ちやすいところ。ただし、最初は気になるものの、使っていくうちに傷が増えてくると、なじんでほとんど気にならなくなると思います。   3.クォーツストーン<代表的なブランド>サイルストーン http://www.cosentino.jp/silestoneシーザーストーンhttp://www.comforthousing.co.jp/product/material_d/caesarstone/index.html 天然水晶(石英)に樹脂を混ぜて成型された素材で、人工大理石や天然石に比べて硬くて吸水率が低いのが特徴。そのため染みや衝撃、酸に強く、お手入れに手間が掛からないので、機能性を重視される方にオススメ。ただし、硬いとはいえ、包丁の刃先など鋭利なものだと破損してしまい、人工大理石のように容易に補修することが難しいのが難点。もう一つクォーツの特徴として、柄が豊富で天然石さながらの雰囲気がでるので、天板でアクセントをつけたい場合はクォーツがいいと思います。   4.セラミックストーン<代表的なブランド>デクトン http://www.cosentino.jp/dekton リクシルのCMで一躍有名になったセラミックストーン。様々な鉱物粒子を焼結させて作られた素材で、近年とても注目されています。長所は天板で食材のカットができるほどの耐傷性、高温になった鍋を置いても平気な耐熱性、ほぼ無孔質のため、キッチンで使われる様々な液体に対して優れた耐汚染性など、キッチンで起こる様々なコンタクトにめっぽう強いところです。短所は、加工がとても難しいため、他の素材に比べてデザインの自由度が下がる点と、値段が高い点。スレート系など、個人的には黒系の天板が好きな方はセラミックがおすすめです。   5.木天板 ダイニングテーブルのような無垢材天板は、天然素材ならではの質感が最大の魅力です。人工大理石など一般的なキッチン天板に比べて染みや汚れがつきやすくなるため、定期的なオイルメンテナンスが欠かせませんが、お手入れする機会が増える分、愛着もたくさん湧いてくると思います。また、オイルではなくウレタンコーティンを施すことで、水染みなどに強くすることもできます。

空間デザインについて。 | いろいろ

空間デザインについて。

ノートパソコンの写真を整理していたら、家具メーカー勤務時代に一軒だけ設計させていただいたレストランの竣工写真がでてきて、なつかしさもあり少しご紹介させていただきます。 お店がオープンしたのがたしか2010年の10月頃だったから、もう10年以上も前のお話です。 当時も今と変わらず、とてもシンプルな空間が好きで、このレストランも、なるべく装飾的な要素を削ぎ落としながら、シンプルに、素材感を大切にして、何回通っても飽きのこないような空間を目指してデザインした記憶があります。 まず、お店の顔であるL型のオープンキッチンは、ウォールナット天板とコンクリートブロックを使って、素材感を前面に打ち出したデザインに。 カウンター席をこのお店で大切な場所にしたかったので、床をメイン通路と段差を設けてフローリング貼りにして、ライン照明を使ってステージみたいに演出しました。 段差部分に手すりを設けるか悩みましたが、なるべく空間のボリュームを大きくとりたかったので、フローリング面積を少し広めにとって安全面を確保し、手すりは無しにしました。ただ、今思い返すと、手すりがあったほうがカウンター席に座った時に囲われた感がでるので、厚みの薄いフラットバーで作っても良かったかもしれません。 次に、お店の奥に進むと、カウンター席と雰囲気を大きく変えたテーブル席ゾーンになります。 女性がメインターゲットのお店だったので、フェミニンとモダンのちょうどいいバランスを目差して、ダークパープルのカーペットにライトグリーンの壁面をチョイス。木フレームの大型ミラーに、ペンダントランプが写り込む感じがとても好きでした。ちなみに、左側の木製パーテーションを通り抜けると、トイレエリアになります。 エントランスに戻って、入口エレベーター横の個室は、Osborne&Littleのクラシックなアクセントクロスの壁面を中心に、ベンチシート後方に仕込んだ間接照明で陰影をつけて、少しラグジュアリーな雰囲気を狙っています。 また、天井照明を一切なくして、高低差をつけた3種のペンダントランプとフロアスタンドだけで明るさを確保。 ベンチシートに限らず、アッパーの間接照明は、あらゆる壁面を効果的に演出できるので、住宅でもディスプレイ棚やTVボードに仕込んだり、いろいろ使えると思います。 照明計画は、さきほどの個室のように、できるだけスポットライトやダウンライトを使わずに、ペンダントランプを多用しています。目線より上にもアクセントをつけることで、空間全体の密度をあげるのが狙いです。 店舗設計は、オーナーの意向はもちろんのこと、近隣との調整から始まり、テナント側との交渉、厨房設備業者とのすり合わせ、設備スペックの計算など、デザイン以外にやるべきことがたくさんあって、とても多くの専門知識とコミュニケーション能力が求められます。また、工事が始まれば、図面通りに進むことなどほとんど無くて、予期せぬ問題が起きるたびに、監督や職人のみんなと頭をひねりながらその都度解決策を見出していきます。現場では、問題解決能力がすごく求められます。 なかなかハードな仕事ですが、完成した空間に身を置いた瞬間、何とも表現しがたい達成感に包まれて、きっと住宅設計も含めて、空間をデザインする人たちは多かれ少なかれ、この達成感を求めて仕事をしているんじゃないかなって感じます。 このお店以来、しばらく空間デザインから離れてしまっていますが、またいつかご縁があったら、ぜひ空間デザインにも取り組んでみたいと思います。

洋書で学ぶ。 | いろいろ

洋書で学ぶ。

ぼくがまだ20代のころ、今みたいにPinterestやInstagramなどで簡単に海外のインテリア写真を見ることができなくて、プレゼン資料などで参考画像が必要なときは、例えば「ナチュラル」とか「コンテンポラリー」などテーマに沿ってオムニバス的に色々な事例が掲載された洋書をひっくり返してスキャンしていました。 最近はアプリや海外のウェブサイトなどでさまざまな事例をみることができるので、オムニバス的な洋書を見る機会がほとんどなくなってしまいましたが、建築家やデザイナーの作品集は、オンラインでは得ることのできない何かがある気がして、気になる本を見つけては、アマゾンでポチッとしています。 この本は、イタリアのハイエンドファニチャーブランド”Molteni&C”やキッチン ブランド”Dada”のグローバルデザインをされているベルギー人建築家・Vincent Van Duysenの作品集です。 綿密に計算された幾何学的な空間構成や丁寧な素材の扱い方など、シンプルなデザインの中に、なんていうか、とても凛とした空気感が感じられて、ページをめくるたびに思わずため息が出てしまいます。 やっぱり洋書はいいなぁ。 Vincent Van Duysen websitehttps://vincentvanduysen.com

オーダーキッチンで実現したいことをことばにする。 | オーダーキッチン

オーダーキッチンで実現したいことをことばにする。

オーダーキッチンのご相談をいただくお客様から、「オーダーキッチンを検討するにも難しくて、何から考えたらいいのかよくわからないんです。」というお話をよくお聞きします。 たしかに、オーダーキッチンはいろいろなことが実現できる分、考えることがたくさんあって、とても難しいイメージがあると思います。 もちろん、”レイアウトを決めてから、素材や設備機器の選んで〜”みたいなプランニングする上での手順的なものはありますが、そこはあまり大切ではなくて、オーダーキッチンを検討する上で最初に考えるおすすめの方法があります。 それは、”オーダーキッチンで実現したいことを、箇条書きにする”ことです。 ・暖かみのある天然木のキッチンが欲しい。・子供と一緒に料理できるようなキッチンにしたい。・海外製の食器洗浄機が欲しい。・オープンキッチンにはあこがれるけど、少しだけでも手元が隠れるといいな。・キッチンまわりのモノだけでなく、食器もたくさん収納できたらいいな。 などなど。。 箇条書きにすると、頭の中がとても整理されて、本当に欲しいキッチンのカタチが想像しやすくなると思います。 また、箇条書きにしたことばは、ぼくたちがオーダーキッチンのプランを進めていく上でおおきな”道しるべ”になるので、実はぼくたちが一番知りたいことでもあります。 キッチンへの想いをことばにする。 オーダーキッチンをご検討の際、とてもおすすめです!

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