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2019年。 | いろいろ

2019年。

  2019年も残すところあとわずかになりました。 今年は、例年以上に試行錯誤しながらやってきました。 悩んで、考えて、仮説をたてて、試してみて、結果がでて、また悩んで。。 いろいろな人からいろいろな意見を頂いて、ひとつひとつゆっくり咀嚼しながら自分に取り込んでいく。 おかげさまでBasisらしさといいますか、とてもフワッとしたモノなんですが、少しずつ輪郭が見えてきた気がします。 「シンプルなデザインで、素材感を大切に、永く安心して使い続けられるオーダー家具やオーダーキッチンを、適正な価格でお客様に提供する。」 もう、これに尽きる気がします。 ちょっと長いですが(笑) そのためにやるべきことを、来年も精一杯取り組んでいきたいと思います。   今年も1年間、大変お世話になりました。 来年もBasisをどうぞよろしくおねがいいたします。 廣田 耕人  

レザーのペンケース。 | いろいろ

レザーのペンケース。

  奥沢での打合せの帰り道。 以前から気になっていた自由が丘にあるセレクトショップ「カタカナ」に立ち寄って見つけた、レザー製のペンケース。 絵巻みたいにくるくる開いて使うところが、なんかすごく気に入って、ちょうどペンケースを探していたこともあって即決で購入。 レザーは、使い込むほどにどんどん手に馴染んでくるので、これからずっと永く活躍してくれるハズです。 ちなみに、m+(エムピウ)というブランドで、他にもバッグやコインケースなど素敵な商品がたくさんあり、蔵前に直営店があるみたいです。 https://m-piu.com/  

カイ・フランク展 | いろいろ

カイ・フランク展

  カイ・フランク展を観に、葉山にある神奈川県立近代美術館へ行ってきました。 海岸沿いのとても自然に恵まれたロケーションで、天気が良くて空気が澄んでいたら敷地内の庭園から富士山がキレイに見えたりします。 葉山に住んでいた頃は、よく美術館の前をジョギングしていたので個人的にとても馴染みのある美術館です。 カイ・フランクは「フィンランドデザインの良心」と言われていて、テーブルウェアを中心にたくさんの製品を生み出したデザイナー。 丸や四角、楕円など単純な幾何学を組みあわせシンプルなデザインが特徴です。 テーブルウェアは基本的に斜め上から見下ろす形で見ることが多いので、シンプルなフォルムのテーブルウェアって一見違いが分かりにくかったりするのですが、目線を下げて真横から見ると一目瞭然。 完璧なラインに、最高のプロポーション。 あまりの美しさに、思わず眼が釘付けになります。 試しに製品を真横にみながら紙にフォルムを写し書きしてみると、まぁ残念なくらいラインが違うんですね。。 あらためて、シンプルの奥深さに触れることができました。  

渋谷パルコ | いろいろ

渋谷パルコ

  打合せの帰り道、先月リニューアルオープンした渋谷パルコに行ってきました。 すごいです。すごすぎます。 さすが渋谷パルコです。 メゾン系アパレルからサブカル系ショップに劇場、はたまた風変わりなレストラン街まで、よくわからないけど、ここには「渋谷」がギュッと凝縮されているんだなって、海外からの観光客でもすぐに分かるような、オリジナリティ溢れる空間になっていました。 これだけ多彩なコンテンツをひとつの建物にぎゅうぎゅうに詰め込んでいるのに、「渋谷パルコ」という共通のコンセプトのもと、全体がゆるく繋がっているので、このわちゃわちゃ感がすごく心地良いのです。 めちゃめちゃ良い刺激になりました。  

ベンチ。 | いろいろ

ベンチ。

  こういう雰囲気のある家具って、つくれそうでなかなか作れないんですよね。。 ある意味、めちゃめちゃセンスが必要です。   ちなみに、本日41歳になりました。 もう、立派な中年です(笑)  

鉄の三輪車。 | いろいろ

鉄の三輪車。

  知り合いの金物作家さん特製のオリジナル三輪車。 作家さんのお子様のために製作されたそうです。   シンプルなフォルムといい、鉄の無骨なカンジといい、プロダクトとしてめちゃめちゃかっこいい! 大人用の自転車も、こんなイメージでメッキ処理せず錆止め用のクリアコーテイングだけ施して、鉄の塊みたいなカンジで作ったらすごくかっこいいなって、思わず想像してしまいます。 ニーズはほとんどないかもしれないけど。。(笑)  

真似できないセンス。 | いろいろ

真似できないセンス。

  新宿伊勢丹の1Fイベントスペースで開催されていた、建築家の長坂常さん率いるスキーマ建築計画×Casa BRUTUSによるBANG&OLUFSENのポップアップストア。 日本の伝統建築技術である「木組み」で構成されたステージに、ヨーロッパの最先端デザインプロダクトが点在した空間は、まさに長坂さんの世界観。 長坂さんが手がける空間には、「ブルーボトルコーヒー」などでも見られるように、独特の「余白」があって、それがあの心地よさを生み出しているのではないか、と勝手に想像したりして。。 デザインしすぎない。というと少し語弊があるかもしれませんが、「変える=魅せる」部分と「残す=引き立てる」部分のバランスが絶妙で、これが「真似できない、オリジナルのセンス」というものなのかなって思います。  

墨出し。 | いろいろ

墨出し。

  オーダーキッチンを納める上で大切な作業の一つに「墨出し」というものがあります。 水栓器具や食器洗浄機、ガスやコンセントなどが床から立ち上がる位置をあらかじめ図面に則って床下地に記しをつけるのですが、記しの位置を間違えると場合によってはとても大変なことになってしまうので、毎度のことながらいつも緊張しながら墨出し作業を行います。 心配性で臆病者のぼくは、いつも3回ぐらい寸法を確認してしまいますが、3回は計りすぎにしても、墨出しはその後に施工する設備屋さんや電気屋さんにとってとても大切な目印になるので、多少石橋を叩きすぎるぐらいがちょうどいいかなって思っています。 という調子なので、毎回墨出しを終えたあとのコーヒーは、いつも以上にホッと一息つけてとても美味しいのです。  

座り心地の感覚。 | いろいろ

座り心地の感覚。

  造作ソファは、毎回座面の高さ奥行きが異なるので、その都度ソファ工場に行って、職人と一緒に座り心地の確認をしています。 もちろん図面をお渡しして「座り心地は、職人さんの経験にお任せします。」ということもできるんだけど、座り心地って身体感覚に委ねられる部分が大きいので、ぼく自身の感覚を高めるためにも、なるべく工場で事前確認するようにしています。 というのは建前で、単純に職人と世間話しながら座り心地を試す作業自体を楽しんでいるだけかもしれません。 これもモノづくりならではの楽しみの一つです。  

旭川出張。 | いろいろ

旭川出張。

  東京もまだまだ夏の名残りがあるけど、旭川も負けじと暑かった。 さすがに半袖だけではまずいと思って、ウィンドブレーカーをカバンの中にいれておいたけど、結局出番はありませんでした。 Basisのキッチンや家具は、木工を中心に主に北海道旭川で製作しています。 そのため、だいたい年に4回から5回ほど、検品や打合せを目的に旭川を訪れます。 ちなみに、基本的に日帰りです。 5時2分の初電で羽田空港に向かい、最終19時30分の飛行機で帰ってくるので、身体は少ししんどいけど、朝から晩まで1日が無駄なく使い切れて、とても効率がいいんです。 今回の目的は、今年の夏から新たににお付き合いさせていただくことになった製作工場へ、初めての検品。 製作工場それぞれ、得意とすることや苦手とすることが異なり、作り方も若干変わってきます。 提携先が増えるということは、相手に合わせて図面の書き方や打合せの進め方も変えていく必要があるので、正直大変な部分もあるけど、いろいろな職人の方と協働することでぼくのアイデアの引出しが増えて、結果的にお客様により良いご提案につながっていきます。 だから、新しいチャレンジをとても大切にしています。 もちろん、製作を依頼する前に、あらかじめ工場を見学させていただき、ある程度クオリティの確認はしているので心配はしていないけど、それでも初めて製作していただいた製品を見るときは、少しドキドキします。 結果は、思っていた以上の仕上がりで、まずは一安心。 あとは金物など細かい部分のすり合わせをして、出荷の準備を進めていきます。     午後に予定している別の製作工場との打合せまで少し時間が空いたので、旭川市内にあるアルフレックスの製作工場へ。 工場の一角に自社製品の展示スペースがあって、誰もいないことをいいことに、座り心地や構造、カバーリングの方法などじっくり見学させていただきました。 アルフレックスのソファは、一般的なスプリング構造のソファと異なり、基本的にモールドウレタンでの一体成型方式なので、独特の座り心地が得られて、すごく心地よいんですよね。 カバーリングの縫製もすごくキレイ。とても勉強になります。     もう一社、旭川家具の雄であるカンディハウスも見学。 広大な敷地に工場や本社の建物が点在していて、本社のワンフロアがショールームになっています。 それが、たぶん体育館3個分ぐらいの広さがあって、ワンフロアがこんなに広い家具のショールームを初めてみました。 見学中、ずっと新人のスタッフの方が案内していただいたのですが、思わず「毎日掃除するの、すごく大変じゃありませんか。」と野暮な質問をしてしまいました。 どうやら、毎週1日、社員総動員で掃除するみたいです。そりゃそうですよね。。 客でもないので、「接客いただいても、なんかお役に立てずごめんなさい。」と正直に申し訳ない気持ちをお伝えしましたが、それでも丁寧にじぶんの言葉で製品の説明をしていただいて、なんだかとてもうれしい気持ちになりました。  

個性豊かな家具たち | いろいろ

個性豊かな家具たち

  イタリアのラグジュアリー家具ブランド、ジェルバゾーニ。 日本で有名なイタリア家具といえば、カッシーナやB&B、ミノッティなど、どちらかというとモダンでスッキリしたデザインのイメージが強いですが、以外と「あれ、このソファはB&B?ミノッティ?」みたいな、モダンなデザインゆえにちょっと混合してしまうことがあります。 ぼくだけかもしれませんが。。 その点、ジェルバゾーニは、一つ一つの製品の個性が強く、一目でジェルバゾーニの製品だと分かるデザインが特徴です。 日本ではまだあまり知られていないブランドですが、海外のラグジュアリーホテルやレストランなどによく使われているイメージです。 あと、住宅展示場で異彩を放っている家具を見かけたら、ジェルバゾーニの可能性が高いです。   個性が強いので、好みが分かれるところですが、ラグジュアリーテイストが好きな方にはめちゃめちゃハマるブランドだと思います。   個人的にはこのアームチェアがオススメ。*ジェルバゾーニHPから転載   ジェルバゾーニ http://gervasoni.jp 表参道にショールームがあります。  

ハイエンドなキッチン機器。 | いろいろ

ハイエンドなキッチン機器。

  キッチン設備機器メーカーのハイエンドブランド、ガゲナウ。 お客様からIHやバーベキューグリルなどガゲナウ製品のご要望があり、久しぶりに赤羽橋にあるショールームを見学してきました。   もう、さすがガゲナウです。 空間のレイアウトから展示什器の見せ方まで、全てが完璧にデザインされていて、全く隙がありません。 隙がなさすぎて、ぼくのような一介の人間はちょっと落ち着かなくなってしまいます。。 車で例えるならば、ポルシェのショールームにいるような心境です。 恐れ多くて行った事ないので、あくまで想像ですが。。   ステンレスの無垢板を大胆に使ったレンジフードや、アルミの削り出しで作られたオーブンレンジの扉など。 未だに一つ一つ手作りで、上質な素材を惜しみなくふんだんに使って製作された製品たちを見ていると、設備機器というよりは、むしろ腕時計やアクセサリーのような趣向品に近い印象です。 スタッフの方から「製品に使われる素材やディテールにとても強いこだわりがあり、10年お使いいただいたあとでも、ほとんど経年劣化しないのが、ガゲナウの特徴です。」とお聞きして、なるほど、たしかにこれだけディテールにこだわりながら上質な素材を使えば経年劣化しないかもって、同じモノづくりをしている端くれとして、すごく共感するものがありました。   ブランドイメージだけでなく、製品として真に質の高いキッチン設備機器を探されている方は、ガゲナウが間違いなくハマると思います。    

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