投稿日:2020.12.02
木とホワイトを組み合わせる。
木の本棚と白いキッチンを組み合わせて、カップボードもセットにつくりました。
全体的にスッキリまとまるように、本棚のみナラ突板を使用して、キッチンカウンターとカップボードは全て白のエナメル塗装で統一させています。
エナメル塗装は木との馴染みの良さを考慮して、鏡面ではなくマット仕上げに。
本棚は、天板と側板に厚みを持たせることで重厚感を出すと共に、リビングやダイニングから見たときに、家具として存在感が出るようにしてみました。
キッチンカウンターは、ホワイトの人工大理石をベースに、天板とボウルのシームレス仕様。
全体の幅をキャビネットの側板の厚み分だけ短くして、本棚を少しだけキッチンカウンターに重ね合わせることで、ナラ突板と白のエナメル塗装、2つの異なる素材どうしが、きれいに納まります。
この「きれいに納まる」というのが、オーダー家具やオーダーキッチンだけでなく、建築も含めて心地よい空間になるとても大切なポイントの一つで、住宅設計や家具デザインの肝でもあります。