投稿日:2024.09.22
LDKの家具たちを見直す。
去年、自宅をリノベーションするときに妻といろいろ悩んだのが、「リビングにソファを置くか問題」。
いままでの代表的なLDKの家具コーディネートといえば、キッチンの近くにダイニングテーブルを配置して、リビングにはソファとコーヒーテーブル、そして壁沿いにTVボードを設置する感じ。
とてもゆったりした広さがあればあまり気にならないけど、うちのような限られたスペースで家具をフルセットで配置しようとすると、空間がぎゅうぎゅうになって、ちょっと息苦しい感じになるんです。
そこで最近都心のお家を中心に増えているレイアウトが2つあって、1つ目はうちのように思い切ってソファを置くのをやめるケース。
ソファをやめたことで空いたスペースに大きめのラグを敷いて、クッションなどを置くことで、家族それぞれ床にごろごろしながらくつろぐスタイル。
もう一つが今回ご紹介するソファベンチみたいに、ダイニングチェアのかわりにソファベンチを造作でつくるケース。
ダイニングテーブルで食事をするだけでなく、リラックスしながらTVを見たり、もちろんベンチでお昼寝もOK。
つまり、ダイニングテーブルが生活の中心になる。
また、このソファベンチはさらにカップボードの機能をもたせることで、キッチンとの導線にゆとりをもたせながら、LDKにたくさんの余白をつくることができます。
置家具どうしをまとめて一つの島にする、オーダー家具ならではの解決方法です。
最近、「空間の余白」を意識することで、広さに関係なくゆったりした空気の流れる、とても心地よいお部屋になるのかなぁって思っています。
もしいまのお家のLDKに手狭感を感じている方は、一度家具の断捨離を検討するのもおすすめです。