投稿日:2021.03.31
古家具から学ぶ。
小石川植物園内の記念館で、目録を保管するための古いキャビネットに出会いました。
建物の築年数から想像すると、たぶん60年以上前に製作されたものだと思います。
引き出しと引き出しの間の、ちょうど腰ぐらいの高さに、レールなしのシンプルなスライド天板が組み込まれていて、これがなんだかとってもいい感じなんです。
ここでは、記帳台や、本のディスプレイ棚として活用されていました。
スライド天板というと、炊飯器など家電を移動するために組み込むことが多いですが、他にもスライド天板にはもっといろいろな可能性がありそうで、とてもいいヒントをいただきました。
それにしても、家具や建築をはじめ、古くから残り続けているモノには、独特の魅力がたくさんあります。