投稿日:2021.07.11
突板の可能性
新木場にある突板メーカーの北三ショールームに行ってきました。
Basisでは、基本的に製作工場のある北海道旭川で流通している突板を使います。
ナラやウォールナットなど普段よく家具に使われる樹種が本州に比べて安価に手に入るメリットがある一方、ブビンガや黒檀など流通量の少ない樹種を手に入れるのが少し大変です。
そのため、特殊な突板を使う場合は北三をはじめ、都内にある突板メーカーから材料を仕入れます。
旭川に比べると割高になりますが、普段あまり目にすることのない樹種に出会うこともあり、ぼく自身とても勉強になります。
オーダー家具やオーダーキッチンの良さって、ちょうどいいサイズや好きなカタチで製作できるところだったりしますが、「他にはない突板で作りたい」というリクエストに対応できるのも、良さの一つかもしれません。
いつもオーダー家具やオーダーキッチンを提案するとき、オークやウォールナットなど飽きのこない突板を選んできましたが、シンプルなデザインほど突板本来の木目や色味がダイレクトに生かされるので、意外とBasisの家具やキッチンと相性が良いかもしれません。
一般の方も自由に見学できますので、変わった突板にご興味をお持ちの方は、ぜひ一度北三ショールームにお立ち寄りください。