投稿日:2019.05.22
おもしろ突板いろいろ。
ぼくらがいつもよく使うナラやウォールナットの突板は比較的流通量が多いため、普段は製作工場の近くにある旭川市内の突板屋さんから仕入れています。
品質がとてもよく、価格もお手頃で、運賃も掛からないので、とても重宝しています。
そんなオールマイティな旭川の突板屋さんですが、苦手な突板があります。
それは、あまり見かけることの少ない、独自性の高い突板です。
そして、まさに独自性の高い突板を専門に製造している突板メーカーが、大阪・八尾市にある安多化粧後合板です。
安多化粧合板ホームページ
東京にもショールームがありますが、担当者が都内出張時しかオープンしていないこともあり、なかなかタイミングが合わずお伺いすることができませんでした。
先日、進行中物件の相談で連絡したところ、ちょうど翌日から都内出帳とのことで、ようやくショールームにお伺いすることができました。
ほかにもたくさんの樹種を見せていただきましたが、どれも見たことも聞いたこともないような樹種ばかりで、名前はほとんど覚えられませんでした。。
ちなみに、樹種の名前のことでオモシロネタを一つ。
たとえば、みんなよく知っている樹種にブラックウォールナットというものがありますが、なんで「ブラック」なのかというと、単純に「ブラック」と付けた方が高級に見えるから、とのことです。
以前から「樹種の名前って適用なんだよ〜」って聞いてましたが、どうやら本当に適当みたいです(笑)。