投稿日:2021.02.20
「上手い」と「良い」について。
以前製作させていただいたオーダーキッチンの納品撮影の帰り道、フォトグラファーの車に乗せてもらってお店まで戻る道中、久しぶりにゆっくりお話を聞く機会がありました。
いくつかのお話の中で特に印象に残ったのが、「上手い」と「良い」の違いについて。
例えば、写真の場合、技術的に素晴らしい、いわゆる「上手い」写真はたくさんあって、また練習すればある程度のレベルまでは誰にでも撮ることはできるかもしれないけど、その写真が「良い」写真かというと、必ずしもイコールではない。
反対に、カメラの使い方もよく分かっていない子供が何気なく撮った写真が、とても「良い」写真になることも多々あるみたいで、そのあたりの感覚は、写真以外の世界でもきっとあるんじゃないか、とのお話でした。
なんだか、すごくわかる気がします。
技術的に難しい加工がたくさん施された「上手さ」も大切ですが、伝えたいことをシンプルに伝える「良さ」について、もっと向き合っていきたいと思います。