2025年がはじまりました。
今年はどんな ひと・こと・もの・けしき、に出会えるのでしょう。
とても楽しみです。
先日、庭園美術館のインフォメーションがふと目にとまり、
その足でふらっと美術館へお邪魔しました。
庭園美術館は皇族朝香宮家の自邸として建てられ、
ラリックなどアールデコ様式の著名なデザイナーが内装に起用されています。
今のデザインには見られない装飾の絢爛豪華さ、優美さに行くたびに感嘆の声がでてしまいます。
個人的には、内装も気になるは、展示物も気になるは、情報量が多くなってしまう美術館です笑。
インタビュー動画でガラス作家 三嶋りつ惠さんのコメントのひとつ。
ベネツィアの職人さんにイメージをどう伝えてつくるのか、との問いに
「まずは相手をリスペクトし、相手の目線の先をよむ。
そうしながらものづくりをしていると、美を目掛けて一つになる、一体になる瞬間がある。」 と。
表現者の言葉や作品から、学びや発見、共感、感動、いろいろな気持ちをいただきます。
鉄とガラス、違う表情ですが、どちらも昔から自然界にあるもので生み出されたもの。
ガラスは光を吸い込んで放つような、
鉄は冷える時に真ん中に赤い光を封じ込めるような、その対比もまた興味深かったです。
いろいろな美しいものにふれて
そこでいただいたものを日々の暮らしや仕事に循環させていきたいな、と思う年の初め。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
(高橋)