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子供たちが集うためのローテーブル | オーダー家具

子供たちが集うためのローテーブル

「お子様のお友達が遊びにきた時に、たくさん座れように。」とのオーダーから製作した、2つのパーツの組み合わせによるローテーブルです。 カタチがシンプルな分、インテリアの要素を取り入れながら、ツートーンカラーで少しアクセントをつけてみました。 コの字型は、天然木突板をベースに、フローリングの色に合わせて着色塗装。 L型はTVボードのブラックを基準に、汚れや傷が目立ちにくいようにブラックよりワントーン明るいダークグレー色のメラミン化粧板を採用。傷に強いメラミンなので、お子様がテーブルの上でガシガシおもちゃで遊んでも大丈夫です。 L字に組み合わせてもいいし、横一列で長く使うのもよし。部屋を広く使いたいときは、ぴったり重ねてコンパクトに。 シンプルなデザインなので、積み木のように、いろいろなレイアウトが楽しめると思います。

2021年。 | いろいろ

2021年。

あけましておめでとうございます。 みなさま、年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか。 我が家の今年の正月は、夫婦お互いの実家にも帰省せず、毎日近くの公園で子供たちとたくさん遊び、たくさんご飯を食べて、たくさん寝て。糸井重里さんの名コピー「くうねるあそぶ。」を体現したような日々でした。そういえば、今年はとても凧揚げをしている人が多かった気がします。 空いた時間に、いままでパソコンにストックしていたキッチンや家具の参考画像を整理していたところ、不思議なもので、同じ写真を何度も見ているはずなのに、それぞれまた新しい発見があるんです。 小説や映画と同じように、キッチンや家具も、名作はたくさんのことを教えてくれて、たくさんのことを問いかけてくれます。 おかげで、あらためてデザインとゆっくり向き合うことができ、これからの提案に生かしていきたいと思います。 それでは、本年もどうぞよろしくお願い申しげます。

細く。深く。永く。 | Basisについて

細く。深く。永く。

2020年も残すところ、あとわずかになりました。 まずは、今年一年Basisを見つけてくださった全ての方へ、本当にありがとうございます。おかげさまで、無事年越しを迎えることができそうです。 今年は秋にホームページを全面リニューアルしたこともあり、Basisが大切にしていること、デザインのこと、これから進もうとしている方向、など。例年以上に、Basisと向き合う時間がとても長かったような気がします。 ぼくたちBasisが一番大切にしていること。それは、「お客さまと一緒にモノづくりをすること」です。 キレイなデザインや、高いクオリティのキッチンや家具は、スマホひとつで簡単に見つかるようになりました。 もう、デザインやクオリティは、良くて当たり前の時代かもしれません。 そのことを踏まえた上で。。 「お客様と一緒にモノづくりをすること」を大切にしている、2つの大きな理由があります。 まず、お客様と一緒に悩んで、一緒に考えた末に出来上がった製品には、お客様の想いがたくさん詰まっています。そして、想いの量が多いほど、製品に対する愛着も深くなり、ずっと使い続けていただけるのではないかと思うのです。これが一つ目の理由です。 そして二つ目の理由は、Basisからの一方的なデザインではなく、Basisの得意とするシンプルなデザインに、お客様ならではのエッセンスを掛け合わせることで、とてもパーソナルなキッチンや家具が生まれるからです。これはオーダー専門だからこそ、実現できることだと思います。 ぼくたちは、メンバー2人だけの小さな小さなメーカーですが、小さいからこそできることを、もっともっと一生懸命考えて、一つ一つカタチにしていきたいと思います。 「細く。深く。永く。」 Basisが成長していけるように。 それでは、どうか良いお年をお迎えください。 来年も、Basisをよろしくお願い申し上げます。 廣田 耕人

便利さより、美しさ。 | いろいろ

便利さより、美しさ。

打合せの帰り道に偶然見つけたオープンシェルフ。 一般的に、シェルフは効率よくモノを収納するために設計するため、間仕切板をつけて本などを立て掛けられるようにしたり、棚板どうしの高さをしっかり確保するように設計します。 その点、このシェルフは、間仕切り板がなく、また棚板どうしの高さも低いため、収納したりディスプレイするモノが限定され、少し使いにくい印象があります。 ただ、使い勝手は別として、格子が斜めに影を落とす感じや、棚板のリズミカルなレイアウトがとてもキレイで、思わず一目惚れしてしまいました。 収納の便利さより、まず家具としての美しさを優先させた意図がすごく伝わってきます。 本当に素敵なシェルフでした。

パズルのようなカウンター収納。 | オーダー家具

パズルのようなカウンター収納。

既製品のシステムキッチンに合わせて製作したカウンター収納です。 見た目ではあまり分かりませんが、今回のように既製品と横並びでつなげる場合は、プラン段階からいろいろと細かい調整が必要で、単体で設置するときの3倍くらい手間がかかるんです。。 キッチン側のオープン棚には普段あまり使わない家電を置いて、その隣の扉にはペットボトルのストック場所に。左側面のオープン棚は子供たちのランドセルや道具など大きめなモノを収納予定。正面のブックスタンドは片面のみ隠し扉にして、内部をストックスペースにしています。 プラン段階から奥様が念入りに収納計画をしていただいたおかげで、収納するモノに合わせてオープン収納とクローズ収納(引出しや扉)を使い分けたり、それぞれの内寸を細かく調整するなど、無駄がなく、とても収納効率の良い家具ができました。

良いデザインが、たくさん見れる場所。 | いろいろ

良いデザインが、たくさん見れる場所。

仕事で銀座界隈にいく用事があるとき、なるべく松屋銀座の7Fにある「デザインコレクション」に立ち寄るようにしています。 ここには、日本を代表するデザイナーたちがセレクトした、世界中から集められた優れたデザインの製品が展示・販売されていて、セレクトしたデザイナーのコメントが一点ずつ添えられています。 実際に製品を手にとりながら、「良いデザイン」の理由を言葉で理解することで、なんというか、良いデザインのエッセンスを少しずつ自分の身体に落とし込める気がしています。 一回見るだけでは、なかなかデザイナーの言葉と製品を理解することができないモノも多く、こうして何度か通いながら、コトバの意味を反芻しています。 マグレでホームランを打つようなデザインより、しっかり狙ってヒットが打てるようなデザインを目指していきたいです。

ミッドセンチュリー。 | オーダーキッチン

ミッドセンチュリー。

システムキッチンを囲うように製作したカウンターテーブルです。 正面は、目透かし貼りといって、突板ベニヤを90mm〜150mmぐらいの幅に割いて、ベニヤとベニヤの間に2〜3mmほどの目地を設けて貼る仕様で仕上げています。目透かし貼りの凹凸感によって表情が豊かになり、少しミッドセンチュリーな雰囲気になります。 天板は、メンテナンス性を考慮してメラミン化粧板を採用。いくつかの候補色から最終的にお客様が選ばれたダークネイビーは、ウォールナットとの相性も抜群で、個人的にもすごく好きな組み合わせです。 ちなみに、ツートーンにする場合のポイントは、色だけでなく、素材も切り替えることがおすすめ。 片方を木にしたい場合は、もう片方は単色の塗装やステンレスなど、木以外の素材を使う。これを木どうしを組み合わせたり、単色どうしを組み合わせたりすると、バランスをとるのが結構難しいんです。。 また、既製品のキッチンと組み合わせるときは、パネルの高さをキッチン天板の高さにできるだけ揃えるのもポイント。 手元を隠すためにパネルを高くした方が便利ですが、可能な限り高さを抑えた方がキッチンとの一体感が生まれ、オーダーキッチンのような雰囲気になります。 オーダーキッチンを検討するほどキッチン自体にこだわりはないけど、オーダーキッチンみたいな雰囲気にしたい時は、今回ご紹介したようなシステムキッチンとカウンターテーブルの組み合わせは、とてもおすすめです。

シンプルな金物。 | いろいろ

シンプルな金物。

いつもお世話になっている税理士事務所が水天宮前にあって、打合せの帰り道、ひさしぶりに近所にあるKAWAJUNショールームに立ち寄ってきました。 KAWAJUNは、ドアハンドルからキッチンツールまで住空間を中心に扱う大きな金物メーカーで、シュッとしててキレイなハンドルや、しっとりとした質感のペーパーホルダーなど、なんというか、大手メーカーの中でも小回りの効いた製品が多くて、いつも重宝しています。 オンラインショップで直接購入できるので、シンプルなデザインがお好きな方は、きっとお気に入りの一品が見つかると思います。 KAWAJUN ONLINE SHOPhttps://shop-kawajun.jp/

旭川。 | いろいろ

旭川。

そういえば、今年は一度もBasisの家具やキッチンを製作していただいている旭川の工場を訪れていないことに、ふと気づきました。創業以来、初めてです。 いつも職人たちと電話でやりとりしたり、製品検品は画像や動画を活用しながらリモートで行っているので、旭川に行けないことで日常業務に支障をきたすことはあまりないかもしれません。 それでも、工場に足を運んで直接コミュニケーションをとることができない、というのはやっぱり寂しいものです。 直接お会いしてコミュニケーションをとることの一番の目的は、「お互いをより良く知ること」だと思います。 話すときの表情や手の仕草、相槌のつき方、目線の落とし方など、目の前でお話することで感じ取れるメッセージには、メールや電話ではなかなか読み取りずらい本音が見え隠れするしていて、それこそが一番知りたいことだったりします。 まだまだ我慢の時期は続きますが、せっかくなら2月頃の真冬の旭川に、久しぶりに行けたらいいな。

木とホワイトを組み合わせる。 | オーダーキッチン

木とホワイトを組み合わせる。

  木の本棚と白いキッチンを組み合わせて、カップボードもセットにつくりました。 全体的にスッキリまとまるように、本棚のみナラ突板を使用して、キッチンカウンターとカップボードは全て白のエナメル塗装で統一させています。 エナメル塗装は木との馴染みの良さを考慮して、鏡面ではなくマット仕上げに。本棚は、天板と側板に厚みを持たせることで重厚感を出すと共に、リビングやダイニングから見たときに、家具として存在感が出るようにしてみました。 キッチンカウンターは、ホワイトの人工大理石をベースに、天板とボウルのシームレス仕様。 全体の幅をキャビネットの側板の厚み分だけ短くして、本棚を少しだけキッチンカウンターに重ね合わせることで、ナラ突板と白のエナメル塗装、2つの異なる素材どうしが、きれいに納まります。 この「きれいに納まる」というのが、オーダー家具やオーダーキッチンだけでなく、建築も含めて心地よい空間になるとても大切なポイントの一つで、住宅設計や家具デザインの肝でもあります。

空間を、引き継ぐ。 | いろいろ

空間を、引き継ぐ。

デザイナー皆川明さんの本を読んだ影響もあって、最近、とてもミナ ペルホネンが気になっています。 馬喰町にある、ミナ ペルホネン・エルヴァ。 ここは、もともと栃木県益子町にある「starnet」というセレクトショップの東京店だった場所で、starnetが閉店後、内装はそのままに、ミナ ヘルポネンが新たに生活雑貨のお店として「ミナ ヘルポネン・エルヴァ」をオープンしました。 数年前、starnetだった頃にも訪れたことがありますが、うまく言えないけど、お店に入った瞬間、独特の静けさと緊張感、そして微かな温もりに包まれて、ただその場所にいるだけで、とても満ち足りた気持ちになれます。 製品も。空間も。本当に良いモノは、永く使い続けたくなる力が宿っていると思います。

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