2018.12.21
七五三
先週の水曜日、ちょっと遅くなってしまったけど、長男の七五三のお参りをしてきました。 七五三は通常11月中に行いますが、長女が11月6日に生まれたこともあり、長女のお宮参りも兼ねて、ちょっと肌寒いけど12月にすることに。 ぼく自身、七五三の記憶が全くなく、実家にある記念写真を見て初めて実感するぐらいなので、七五三と聞いても正直あんまりピンとしないところがあったけど、前日の夜に練習がてら着せてみた長男の着物姿を見た瞬間、なんとも言えない、やさしくてうれしい気持ちになりました。 ありふれた感想だけど、あっという間に大きく成長したなあって。 いつの間にか自分で御着替えできるようになったりとか、一丁前に言い訳をしてみたりとか、日常の中でも子供の成長を感じる瞬間は多々あるけど、七五三のような節目のイベントは、子供の成長を感じるだけでなく、ぼくたち夫婦にとっても、子育ての一つの節目でもあるんだなって。 節目って、歳を重ねるごとに加速していく時間の流れに付ける、記しみたいなものだと思う。よく、大人になってからどんどん歳を重ねる時間が早く感じるっていうけど、それはたぶん、子供の頃に比べて節目がとても少ないからだと思う。 記しがあれば、映画のチャプターみたいにあとで振り返りやすい。そして、記しが多いほど、きっと濃い人生なんだろうなって気がする。 ところで、妻と記念写真どこで撮ろうかって話になり、世田谷の松陰神社前にぼくの好きな写真館があって、そこで撮ってほしいなって思いつつ、自宅の近所にある神社で祈祷してから子供3人引き連れて松陰神社前まで移動するのは、ものすごくハードルが高い。ほぼ100%全員グズりまくって、とてもにっこり笑顔の記念写真どころではなく、間違いなく修羅場になるだろう。 そこで、妻がネットで見つけた「fotowa」という出張撮影サービスを利用してみることにしました。たしかに、現地撮影なら子供たちも元気いっぱいだし、何よりカメラ目線の作られたものではない、自然な表情が撮れるのがとてもいい。 ドタバタの直前になってお願いすることになったので、あまりフォトグラファーを選ぶことはできませんでしたが、とても親切な方で、うまく連携しながら子供たちを誘導したり、機嫌とったりしながら、何とか撮影していただくことができました。 着物のデザインはあまり柄の入っていない、シンプルなモノがいいなって思ったけど、妻に歌舞伎役者みたいになるから、もっと子供らしいのがいいってことでこの柄に決まりました。たしかに妻のいう通り、適度に柄があった方が子供らしくていい。 次の節目は再来年3月の、長男の卒園式あたりかなあ。 写真:おおのひで