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引出レールいろいろ | いろいろ

引出レールいろいろ

カップボードやTVボードの収納方法として便利な引出し。奥に収納したモノが簡単に取り出せるので、特に奥行きのあるキッチンなどでは引出しが大活躍します。 そんな引出しですが、使用するレールの種類によって使い心地や見た目、更にコストまで大きく変わるので、レール選びがとても重要なんです。このレールの重要性って意外と知られていない気がします。 そこで、今回は当社で主に使用しているレールを3タイプご紹介します。 1.底引きタイプ 主なメーカー名:ブルム(オーストリア) 底引きレールの一番の長所は、引出しを開けたときにレールが一切見えないところ。 たったそれだけの事ですが、レールが見えるのと見えないのでは、家具の雰囲気が大きく変わります。 特にヨーロッパのハイエンド家具やキッチンなどに重用されているブルム社のブルモーションレールは、他社に比べてとても動きが滑らかで、また長期使用における調整のし易さなど、とにかく優秀!それゆえに、価格が他社のレールに比べて高いのが難点です。 それでも、価格以上の価値がいっぱいあるので、当社ではブルムのブルモーションレールを標準仕様としています。   2.横引きタイプ 主なメーカー:スガツネ(日本)、HAFELE(ドイツ) 日本で販売されている収納家具で一番重用されているのが、この横引きレールです。 引出しの側面に取り付けるので、引出しを開けた時に見えてしまうのが難点ですが、安定性があり、底引きレールに比べて価格がとても安価なので、ワードローブなどプライベートルームに設置する収納家具でコストを抑えたい場合にとてもオススメです。   3.吊桟タイプ 極端に浅い引出しなど、金物レールが使用できない場合に採用するのが、この吊桟タイプです。 本体側に木桟を取り付け、木桟サイズに合わせて引出しの側板を彫り込むことで、桟に沿って引出しの出し入れをします。個人的には横引きレールより見た目が好きですが、金物レールに比べて吊桟タイプは耐荷重や開閉の滑らかさに劣るため、文具など小物を収納する場合にピンポイントで採用しています。

海外メーカーの色使い | いろいろ

海外メーカーの色使い

オーダーソファの張地としてよく使うドイツ/JAB社の新作生地発表会にて。 2017年秋冬も引き続き、写真のようなジオメトリック柄(ソファやクッション)やボタニカル柄(後ろのカーテン)がトレンドとの事です。 ホームユースというよりは、どちらかというとホテルのようなコントラクト向きかもしれません。 今回一番気になった生地のSAMシリーズ。 写真だと良く分かりにくいのですが、絶妙な配色でホントにキレイでした。 ファブリックに限らず様々なプロダクトについて、海外メーカーは日本のメーカーに比べて色彩感覚がずば抜けて上手な気がします。 それはたぶん個性や教育だけではなく、生まれ育った環境が大きく影響していると思います。 商品名をメモするの忘れてしまいましたが、中央付近の生地も印象に残った一つです。 数色の糸を織り交ぜた生地は良くあるのですが、この生地は特に配色のバランスが素晴らしかったです。 ほど良く個性的で、とてもソファ映えする生地だと思います。 ラグの配色サンプル。本当に色がキレイです。 このような中間色って表現がとても難しいと思います。 自分がメーカーに勤めていた頃は、ラグといえば毛足の長いシャギータイプが主流でしたが、現在は毛足の短いタイプがとても人気があるとの事です。 仕事関係者だけでなく、一般の方もショールームにて生地をご覧いただけますので、もしご興味のある方はぜひ一度足を運んでみてください。 ナショナルインテリア http://www.nt-interior.com

とても気軽な壁面収納のリニューアル | オーダー家具

とても気軽な壁面収納のリニューアル

今回は既存の壁面収納を一部利用しながら、リニューアルした事例をご紹介します。 リニューアル前の壁面収納です。2枚折戸仕様で、中にハンガーパイプがついています。これから扉と棚板、ハンガーパイプを外して、新たに壁面収納をはめ込んでいきます。 まずは既存家具の解体です。現状によって解体できる範囲が異なり、解体内容によって新しい壁面造作のプランが決まりますので、事前の念入りな現調と打合せが大切です。 きれいに解体できました。中央の間仕切りと上部のボックスは構造や設備の絡みがあったので、そのまま残して、うまく利用したいと思います。 新しい壁面収納の取付です。今回は搬入経路にかなり余裕があったため、分割なしで製作しましたが、いつもはこのサイズだとだいたい2分割から3分割で製作します。また、写真撮り忘れてしまいましたが、家具を据え付ける前に、レーザーを使って、取付面の床や壁の水平面、垂直面の誤差を計測します。特に今回のように背が高い壁面収納は、ちょっとした誤差がとても目立ってくるので事前の準備がとても大切です。 本体を据え付け後、もともとあった上部のボックスを隠すための細工をします。 最後にフィラーと呼ばれる化粧板を取り付けて完成です!上段にオープン棚、中段はディスプレイするためのガラス引戸で、内部に埋め込み型のLEDライトを取付ました。下段は開き扉と可動棚の組み合わせでフレキシブルに収納できます。ナラの突板は当初既存家具と同じ色に着色するか悩みましたが、ナラ本来の雰囲気を生かすために着色せずクリアにしました。 ご家族の成長やライフスタイルの変化によって、壁面収納家具に収納したいモノや求める機能がだんだん変わってくると思います。また床壁天井も含めた大掛かりなリフォームだと色々大変ですが、壁面収納の交換だけでもかなり雰囲気が変わりますので、現状の壁面収納が使いにくく感じてきたり、気軽にお部屋の雰囲気を変えたい場合は、壁面収納のリニューアルがとてもおすすめです。    

節有りのウォールナット突板 | いろいろ

節有りのウォールナット突板

先週、旭川に出張した際、突板メーカーにも行ってきたのですが、その際新商品としてご紹介頂いた節有りのウォールナット突板です。 節有りのナラ突板はすでに何度か使ったことがあるのですが(サンプルを立てかけているTVボードも節有りナラです)、ウォールナットは初めて見ました。 突板メーカーの社長いわく、ナラに比べてウォールナットの方が節が抜けやすく、また流通量も未だ少ないので、とても手間と時間がかかり、ようやく商品化にこぎつけたとのことです。 いや〜、節有りウォールナット突板、本当に素晴らしい! サンプルは無塗装なので、一般的なウォールナットのイメージより色が薄いですが、それでもかなりの存在感で、個人的に大好きです。これにオイルやウレタンクリアを施すことで、いわいる濡れ色になって濃茶のウォールナット突板になります。 ちなみに、最近いろいろな製品で「ラスティック」という表現を見かけますが、木工の場合は、節有りの突板や無垢材を使用した製品のことを指しています。 ここ数年、木工家具ではウォールナットがとても人気がありますが、もっと存在感が欲しいお客様には、この節有りウォールナットがとてもおすすめです。  

シンプルなオーダーローテーブル | オーダー家具

シンプルなオーダーローテーブル

ローテーブル / W1000×D1000×H350 / ナラ無垢材 今から約6年前、独立してから初めてご注文いただいたオーダーローテーブルです。 ご夫婦とご両親でご来店。最近新居を建てたばかりで、家族が床に座って集えるローテーブルが欲しいとのご相談でした。家の雰囲気を見て材料はナラで決定。突板の方がコストは下がるけど、永く安心して使い続けることを考えると、やっぱり無垢材がオススメです。またフローリングの上でもくつろぎやすいように海外メーカーのラグも一緒にご注文頂きました。 形はシンプルな正方形天板と幕板脚の組み合わせ。幕板は横から座れるようにできるだけセットバックさせています。また幕板と幕板の間にも固定棚をつけて、意匠と機能のバランスをとってみました。シンプルなデザインだからこそ、全体のプロポーションやディテールがとても大切です。 先日お客様のご友人がご来店されて、これから建てる新居に同じローテーブルが欲しいとのご相談をいただきました。 なんだかとても嬉しかったです!

LIVE OFFICE | いろいろ

LIVE OFFICE

ドイツの世界的家具メーカーのVitra社をはじめ、世界中のトップブランドを取り扱うインターオフィスがこの春に新たにオフィスを移転し、先日オープニングレセプションに行ってきました。 インターオフィスといえば、自分が学生の頃、原宿のキャットストリートに建築家の妹島和世氏が設計したhhstyle.comというインテリアショップをオープンして、当時ものすごく話題になったんです。ちょうどその頃は、インテリア雑誌のCasaBrutusが季刊誌から月刊誌に変わったり、イームズが空前の大ブームで目黒通りの家具ショップエリアがとても活気があったり、関西ではクラフト系家具メーカーのTruckとgrafが注目されはじめ、学生だった自分にはとても刺激的な時代でした。あとはカフェもすごく流行っていたなぁ。。駒沢のバワリーキッチン、中目黒のオーガニックカフェ、渋谷のアプレミディ。。 あの頃から比べると、今はずいぶんエンドユーザー向けの家具メーカーが少なくなった気がします。 だいぶ話が逸れましたが、インターオフィスの新しいオフィスは、ショールームスペースとワークスペースが一体になっていて、なるほど、これが”ライブオフィス”なんですねって感じで、とても気持ちの良い空間でした。こんな素敵なオフィスで仕事ができる皆様がとても羨ましいです。 ちなみにベイシスでもインターオフィス製品の取扱ができますので、特に椅子をお探しの際はぜひご相談ください。 ショールームエリア。ガラス越しの右側がワークスペース。 バルセロナチェアで有名なアメリカのKnoll社も今年からインターオフィスが総代理店になりました。

オススメの設備機器

オーダーキッチンの特徴の一つである、自由な設備機器の組み合わせ。 国内メーカー、海外メーカー含めてカテゴリーごとにおすすめの設備機器をご紹介します。 (2017年9月現在) <ビルトインコンロ> Rinnai/DELICIA GRiLLER http://rinnai.jp/products/kitchen/gas_conro_delicia/gc_griller/griller_point 魚焼きグリル付コンロでは、現在のところ一番デザインが良いと思います。 NORITZ/S-Blink+do http://www.noritz.co.jp/product/kitchen01/builtin/plusdo.html 火力を求める方はこちら!昔ながらの無骨なデザインもファンが多いです。 Rinnai/ドロップインシリーズ http://rinnai.jp/products/kitchen/gas_conro/gc_dropin/gc_dropin_lineup 魚焼きグリルがなく、とてもシンプルなデザインが人気。同じデザインでドイツのAEGからもOEM商品として販売されています。 <IHクッキングヒーター> Panasonic/Wシリーズ http://sumai.panasonic.jp/ihcook/lineup/function/function_w.html 鉄、ステンレス以外も調理可能なオールメタル仕様。 AEG/AHI735CA http://www.aeg-jp.com/Products/Cooking/IHクッキングヒーター/3口-IHクッキングヒーター/AHI735CA/ 魚焼きグリルが必要ない方は、海外メーカーのIHがオススメ。特にこれはお値段的にお手頃でデザインがとてもスッキリしています。 Teka/IRS 933.2 HS http://www.major.co.jp/teka/products/ih/irs933_2hs/index.htm Panasonicキッチンで有名な3連横並びIH。Panasonic製3連IHはシステムキッチン専用のため選べないので、こちらの製品がおすすめ。 <食器洗浄機> Mille/G6620 SCi https://www.miele.co.jp/domestic/dishwashers-2510.htm?mat=10509140&name=G_6620_SCi_JP 食器洗浄器といえばミーレ。エントリーモデルでも十分高性能です。 Panasonic/K7シリーズ http://sumai.panasonic.jp/dishwasher/k7series/ 乾燥機能が欲しい方はこちらがおすすめ。操作パネルが扉上部にあるので、見た目もスッキリ収まります。 <水栓器具> グローエ/MINTA http://www.grohe.co.jp/item/products/series.php?maker_id=52&category_id=32 シンプルなデザイン、お手頃な価格で製品としてのバランスがとてもいいと思います。 クリンスイ/F914 http://cleansui.com/shop/g/gF914/ 浄水機能も付いた複合水栓では圧倒的な人気の製品です。 <レンジフード> ARIAFINA/フェデリカシリーズ http://www.ariafina.jp/federica/ レンジフードにこだわりたい方にオススメ。イタリアブランドですが、生産は日本の富士工業が請け負っているので、デザインだけでなく品質も優れています。 Arietta/バルケッタシリーズ http://www.ariafina.jp/product/list.php?series_id=29 ARIAFINAの姉妹ブランド。オープンキッチンでレンジフードのコストを抑えたい場合に。 <ビルトインオーブン> AEG/BP831460MM http://www.aeg-jp.com/Products/Cooking/電気オーブン/BP831460MM/ カップボードにオーブンをビルトインしたい場合はこちらがオススメ。コストパフォーマンスの高い製品です。

はじめてのぶどう穫り | プライベート

はじめてのぶどう穫り

ここはいつも近くの公園まで散歩に行く途中にあるぶどう園。 毎年お盆明けの時期にぶどう狩イベントが開催されていて、世田谷に引っ越しして一年目の去年は妻が出産間近で子供ともに実家に帰っていたため、今年がはじめての参加。 ぶどう園の方にお話を聞いてみると、世田谷には「世田谷ぶどう研究会」という団体があって、全部で10箇所ぶどう園があるとのこと。たしかにうちの近所だけでも3つぐらいぶどう園があるなぁ。 普段からぶどうが大好きで、ジュースもお菓子ももっぱらぶどう味の長男。 さぞぶどうに大興奮!かと思いきや、興奮したのは最初だけで、休憩スペースに子供用のジュースやお菓子もたくさん用意されていたり、保育園のお友達も発見したりで、何しにきたのか分からない状態。。 結局、子供よりも親がぶどうに夢中でした(笑)

オーダー家具の中で一番難易度の高いオーダーチェア | いろいろ

オーダー家具の中で一番難易度の高いオーダーチェア

オーダー家具の中で一番難易度の高いオーダーチェア。 オーダーチェアは個人宅用というよりレストランなどで使う商業用に向けて製作することがほとんどです。個人的な感覚として、プランするときに注意するポイントは次の3点です。 1.サイズ 椅子の場合、デザインと共に全体のサイズ感がとても重要になります。特に最近は海外のお客様が増えているため、従来よりも座面の幅にゆとりをもたせるケースが増えています。 なお、座面の高さは、合わせるテーブルやカウンターの高さを基準に設定します。一般的な目安としてテーブル高さから座面高さを引いた差尺は28cmが基準です。 2.ハーフアーム アームチェアの場合、従来のような座面の前までアームが伸びているフルアームタイプだとホールド感がある反面、立席しようとするとアームを避けるために椅子を全部引き切る必要があります。その点、ハーフアームであれば椅子を全部引ききらずに立席できるので便利です。 3.ポーチ置き場 よくリクエストをいただくのが、女性が使う化粧ポーチなどを座面の後ろに置けるようにして欲しいという点です。特に背もたれが木製の場合、座面の後ろが空洞にならないように貫と呼ばれる部材が一本あるだけでもポーチが落下しずらくなります。 なお、オーダーチェアの場合製作する台数によって1台あたりの単価が大きく異なるのも特徴です。その理由はテーブルなど他の木工製品に比べて一つ一つの部材の加工が複雑で、一脚の椅子を製作するための労力がとても多い反面、一度形を作ってしまえばジグと呼ばれる加工用の型定規ができるため、量産が比較的し易くなるからです。おおよその目安として、オーダーチェアを一般的な市場価格に近づけるためには最低20脚ぐらいの発注が必要です。また、デザインにも寄りますが1脚単品で製作する場合、20脚製作での単価のおよそ2倍程度掛かります。 このようにご家庭で使用するためのオーダーチェアは少しハードルが高くなりますが、既製品の中からどうしても好みのデザインやサイズの椅子が見つからない場合は、オーダーチェアをご検討いただければ幸いです。

海外キッチンメーカーについて | いろいろ

海外キッチンメーカーについて

こんばんは。ベイシスの廣田です。 いかがお過ごしでしょうか? 先日、家具金物メーカー主催による海外キッチンのトレンドに関するセミナーに参加してきましたが、普段あまり目にする機会の少ない海外キッチンメーカーの歴史やトレンドの変遷について知る事ができ、とても収穫大でした。 オーダーキッチンをプランするにあたり、これまではシンプルで飽きのこない、空間に溶け込むようなデザインを大切にしていて、トレンドを意識することはほとんどありませんでした。だからといってトレンドに無関心でいるのはちょっと残念な気がして、今回のセミナーを通じてこれからはトレンドの中からいずれスタンダードになりそうな要素をうまく取り入れて、バランス良くプランできるように心がけていきたいと思います。 参考までに、セミナーで取り上げられた海外メーカーの中から代表的なメーカーをいくつかご紹介させて頂きます。 1.POGGENPOHL(ポーゲンポール/ドイツ) http://www.poggenpohl.com/en/find-a-studio/japan/poggenpohl-tokyo/ おそらく日本で一番有名な海外キッチンメーカーで、1892年創業ですから120年以上の歴史があります。システムキッチンの先駆けメーカーで、新作が発表されるたびに注目されています。以前はアクタスで取り扱いがありましたが、現在は西麻布に自社のショールームを設けて、そちらでも製品をみることができます。 2.SieMatic(ジーマティック/ドイツ) https://www.siematic-japan.com 1929年創業のジーマティックもポーゲンポールと同じくらい日本で馴染みがあります。デザインもさることながら、世界で初めて設備機器をビルトインしたり、ソフトクローズの引出などを開発するなど、テクニカルな面でも今日のキッチンにとても影響しています。 3.bulthaup(ブルトハウプ/ドイツ) https://bulthaup.com/en-jp/ 1949年創業のハイエンドキッチンメーカー。上記2社に比べて機能性やクラフトマンシップを活かしたものづくりが特徴で、扉の丁番金物からハンドルまで全てのパーツを自社で開発している唯一のキッチンメーカーです。 4.SNAIDERO(スナイデロ/イタリア) http://www.snaidero.it 1946年創業で、前身は家具メーカー。プロダクトデザイナーや建築家と組んだ斬新なデザインのキッチンが特徴で、特にカーデザイナーのピリンファリンーナによる曲線を生かしたキッチンが有名です。 5.Valcucine(バルクッチーナ/イタリア) http://www.valcucine.com 1980年創業で比較的新しいキッチンメーカー。100%リサイクル可能なガラスとアルミを使ったキッチンやIotなど最新のテクノロジーを積極的に取り入れるなど、とても革新的なものづくりが特徴です。

オーダーテーブルの脚は椅子との組み合わせを考えるのがポイント | いろいろ

オーダーテーブルの脚は椅子との組み合わせを考えるのがポイント

オーダーテーブルの脚について。 椅子の収納数やテーブルの使い勝手という面から、テーブル脚のおおまかな種類をご紹介します。   コーナータイプ 一番馴染みのある、天板の四隅に脚があるコーナータイプ。構造的にも安定感があり、また天板に対して無駄なスペースがないため、特に幅が160cm以下の天板にはコーナータイプがおすすめです。なお、強度を確保するために天板の裏側に幕板と呼ばれる長方形の板材をつける場合がありますが、アームチェアを合わせる場合はアームが幕板に当たらないか注意が必要です。   セットバックタイプ 天板に対して脚が内側に入っているタイプ。コーナーに脚がないため、お誕生日席を左右2つずつにするなど大人数でテーブルを囲むことが可能です。特に来客が多いお家に特におすすめです。ただし、天板の幅が小さいと脚どうしの間隔が狭くなりすぎてしまうので要注意。個人的には幅180cm以上は欲しいところです。   一本脚タイプ 丸天板であれば一本脚タイプもおすすめです。天板に対して脚が邪魔にならないので椅子をぎゅうぎゅうに詰めて座ることも可能です。弱点は、強度の関係で天板のサイズが限定されること。だいたい直径120cmぐらいまでのイメージです。 なお、素材に関しては木製もしくは金物製のどちらかがほとんどですが、金物製だと材料の歩留まりの都合や形状によっては金型が必要になるため、単品で製作するとかなりコストが高くなってしまいます。そのため、オーダーテーブルの場合は木製脚をおすすめしています。 ダイニングテーブルは市場に既製品がとても充実していて、なかなかオーダー家具としてダイニングテーブルを検討することが少ないと思いますが、市場にあまり流通していない大きなサイズや、熱いものを置けるように天板にステンレスやタイルを埋め込んだりするなど付加機能を取り入れたい場合などは、ぜひオーダーテーブルをご検討ください。  

旭川デザインセンターに行ってきました! | いろいろ

旭川デザインセンターに行ってきました!

先日旭川の工場に行った際、この春に新しく生まれ変わった旭川デザインセンターに連れていって頂きました。ここは家具の街旭川を代表する場所で、地場で活動しているメーカー30社あまりの製品が一同に展示されて一般のお客様が直接購入できるほか、デザインイベントなどが催されています。 リニューアル前の写真がないのですが、見違えるほど綺麗になっててびっくりです! 螺旋階段がデンマークにある有名なSASホテルみたいでインパクト大です! IFDAとは「国際家具旭川デザインフェア」の略で3年に一度国際的な家具デザインのコンペが開催され、入選作が商品化されていきます。世界中から応募があって、とてもハイレベルな家具コンペとして有名です。 過去の大賞作品がずらり。中でも右奥の鳥の羽根みたいな大きな椅子がとても有名。 椅子以外の大賞たち。どちらも本当に良くデザインされていてとても勉強になります。 今年の入選作品。一番手前の椅子が大賞です。デザインもさることながら製作した工場もすごい技術です。 館内は黒のカーペットに各ブースが白い壁で区切られていて、とても回遊しやすくなっています。 木製の滑り台。なんとも贅沢な一品です! アプローチに植えられているナラの木。お恥ずかしながら初めて見ました。 梅雨真っ只中の東京に比べて、リゾート地みたいに快適な気候の旭川。 旅行に行くなら今の時期がとてもおすすめです!  

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