
2024.12.05
「隅っこ」の安心感。
このところ、ヌック用のベンチシート(クッション)のお問い合わせが増えてきたように感じます。 ヌック… 改めて調べてみたところ、スコットランド語で暖炉のそばにある腰掛け「イングル・ヌーク」が語源で 「暖炉脇の小さくて落ち着けるスペース」という意味から広まり 今では、空間の隅や突き出し、階段下のスペースを利用した小さなくつろぎスペースを ヌックと呼ぶようになったようです。 リビング、キッチン、広めのウォークインクロゼット、書斎、パウダールーム、廊下など もしお家にヌックをつくるなら、どこにつくりますか? 個人的にはキッチンのそばにヌックがあったら素敵だなぁと想像がふくらみます。 気軽に小休憩しながらレシピ本をめくってみたり。 普段キッチンに立たない方も、小さなお子様もキッチンにより近い場所で過ごす時間が増えたり。 あまりスペースがない場合でもヌックにテーブルを近づければダイニングコーナーにも使えたり。 (余談ですが、先日偶然TV番組で見たのですが、家庭内で声をはることなく会話ができる距離感、 視界になんとなく入っていることは夫婦円満につながるそうな。 確かに相手に向かって声を張ると語尾が強めになってしまいがちですよね。) ゆるやかに周りとつながりながら、隅っこのおこもり感の中でのひととき、 想像するだけで、しあわせが増えそうです。 座面の奥行きやシートの高さ、ベンチクッションの座り心地、クッション張地の質感、人それぞれで リラックスできるポイントは違ってきますので 細部にこだわることで、何気ない時間がもっと心地よくなると思います。 (ヌックについてはこちらにも) 今月からスタッフの私、高橋もブログをお届けします、どうぞよろしくお願いいたします。