blog

ブログ

フルリノベーションと予算。 | いろいろ

フルリノベーションと予算。

自宅マンションのフルリノベーション工事がいよいよ7月から始める中、たくさんの理想を詰め込んだ計画図面をもとに工務店から上がってきた見積金額を見て、一気に現実に引き戻らされるのは、よくあるお話だと思います。 ご多分に漏れず、我が家も大幅に予算オーバーしていて、ちょっと床材のグレードを落とそうかとか、そういうレベルでは到底予算に収まらなそうで、床暖房を全部やめたり、造作家具のいくつかをまるごとやめたり、数字とにらめっこしながらドラスティックに絶賛格闘中です。 予算調整する上でたぶん一番大切なことは、とにかく優先順位をつけること。 あれもしたい、これもしたい、はみんな同じ気持ちだけど、実現するためには予算を増やすしかない訳で、それに何でも簡単に手に入ってしまうのも少しつまらない気もします。なので、実はある程度予算で区切った方が、計画の中で実現したいことととことん向き合えて、結果的に満足のいく空間になるのかなって思います。まぁ、ただの負け惜しみかもしれないけど。。笑 昨日は大きな減額案のポイントであったユニットバスを選び直すために、平日休みをとって妻とふたりでリクシルのショールームに行ってきました。 工務店からのアドバイスで、いくつかシリーズ分けされているユニットバスは、みんな同じ掛率ではなく、グレードの高いシリーズの方が掛率も高く、またオプションの組み合わせ次第ではグレードダウンしたシリーズでもほぼ当初の計画通りのユニットバスが実現できるとのことで、シュールームスタッフの方にアドバイスを頂きながらあれこれ選びなおしたところ、浴槽のメンテナンス性以外、ほぼ当初の計画通りで50万ぐらいのコストダウンにつながりました。 オーダーキッチンでスペックする設備機器もたまに裏技的な選び方があるけど、日本の住設機器の価格体系は本当に複雑で難しいので、購入を検討する際は事前にネットで調べたり、お店の方に聞いたりしながらたくさんの情報を集めることが大切だと思います。 リクシル行くついでに、中野坂上にある平田タイルショールームにも寄って、検討している洗面ボウルの実物を確認。今回アースカラーの洗面ボウルを探していて、平田タイルで取扱しているアクアピアシリーズか、目黒のフォンテトレーディングで取扱しているBagniシリーズのどちらかで決めようと思います。 平田タイル_アクアピアhttps://www.aquapia.jp フォンテトレーディングhttps://www.fonte-trading.com/basin

ゴミ箱の収納場所はシンクが基準 | いろいろ

ゴミ箱の収納場所はシンクが基準

オーダーキッチンの収納計画をプランする上で、ゴミ箱の位置はとても大切なポイント。 キッチンでゴミが一番出る場所は、コンロとシンクの間の作業スペースか残飯を廃棄するシンクです。そして、使い勝手を考えるとゴミを捨てるのにできれば一歩以内で済ませたいところ。そう考えると、ゴミ箱の収納場所はシンクを基準に考えると便利だと思います。具体的には次の2つのパターンがおすすめです。 1.シンク下 キッチンカウンターの中でゴミ箱を収納する場合は、シンク下が一番便利です。シンク下はもともと配管などが混み合っていて他の場所ほど収納量を確保できないため、扉をつけてゴミ箱を隠すか、ダイニングテーブル側からあまり見えない場合はそのままオープンでも良いと思います。 ちなみに、引出内に収納する場合はおおよそ20L程度、オープンの場合は30L程度のゴミ箱が設置できるので、1日分のゴミが収納できれば良いのか、数日分のゴミを収納する必要があるのか、ゴミの分量で検討するのもありです。 2.カップボード キッチンカウンターの後ろにカップボードがある場合は、カップボードの中に収納する方法もあります。その場合は、引出にキャスターを付けて可動式にすれば、料理中だけキッチンのそばに寄せておいて、料理が終われば綺麗に収納できるのでとても便利です。 他にも収納方法はいくつかありますが、オーダーキッチンやオーダーカップボードのように自由にレイアウトができる場合はなるべくシンクの近くにゴミ箱を収納するのがおすすめです。

2種類の組み合わせ。 | オーダーキッチン

2種類の組み合わせ。

既製品のシステムキッチンに合わせて、収納とダイニングテーブルの一体型カウンターを製作させていただきました。 コーリアンで作った長さ3000mmのL型テーブルと、コの字型のカウンター収納の組み合わせで、カウンターとテーブルそれぞれ別柄のコーリアンを組み合わせています。 同じ色の組み合わせはもちろんバッチリですが、同じ柄でトーンの異なるものを組み合わせると、全体的にリズムが生まれるので、けっこうおすすめです。

玄関にぴったりのミラー。 | オーダー家具

玄関にぴったりのミラー。

以前オーダーキッチンを納品させていただきましたお客様から、玄関用のミラーを追加でご注文いただきました。 素材は、玄関に置かれている家具に合わせてローズウッドをベースに、少しだけ調色しています。 当初既製品でいろいろ探されたのですが、なかなか玄関の壁にぴったりはまるサイズの製品が見つからず、キッチン同様フルオーダーで製作することにされたとのことです。 かたちがとてもシンプルなので、空間にぴったりサイズが合うと、とても心地よいなって思います。

干支が一周まわりました。 | いろいろ

干支が一周まわりました。

おかげさまで、Basisをはじめて3月21日でちょうど12年が経ちました。 12年というと、ちょうど干支が一周する長さです。なんとなく、「干支が一周」っていいですね。 オーダー家具屋さんとして葉山でお店を始めて、1年目の終わり頃にひょんなできごとがきっかけで初めてオーダーキッチンをつくることになり、みぎもひだりも分からない中、とにかくたくさんのキッチンメーカーを見て回りながら、なんとかカタチにしたことを今でもすごく良く覚えています。 それからオーダーキッチンをつくる機会が少しずつ増えてきて、いつのまにかオーダー家具よりオーダーキッチンがBasisの中心になっていきました。独立前までオーダーキッチン業界があることすら知らなかったことを思うと、本当に不思議な縁を感じます。 これまで何度も何度も船が沈みかけ、一度だけ本当に船を沈めてサラリーマンに戻りたいなって思っていた時期もあったけど、みんなにたくさん助けてもらったり、励ましてもらいながら、おかげさまで今日も元気にBasisをつづけています。 いつごろだったか、Basisの拠り所になるコトバをぼんやり考えていたときに、「ほそく、深く、ながく(永く)。」というフレーズに出会って、それからずいぶん迷うことが少なくなってきた気がします。 できるかぎり少ない人数でカラダ(事業規模)をスリムに、一つ一つのモノづくりにとことん深く向き合って、少しでも永くBasisを続ける。 そして、続けることは「変化しつづけること」であることを忘れずに、これからも少しずつ、ぼくたちのペースで前に進んでいきたいと思います。

息子と宿題。 | プライベート

息子と宿題。

最近、4月から小4になる長男が塾に通いはじめました。 いわるゆ難関校受験向けのハードな塾ではなく、比較的のんびりした塾とはいえ、週2回の授業ごとにそれなりの量の宿題が出されて、早くも親子揃って悩みの種になっています。笑 塾に通い始める前に、何のために塾に通うのか、できるだけ分かりやすく説明はしてみたものの、本人としては、のんびりした平和な毎日がいきなりやること盛り沢山な毎日に変わって、とまどうのも当然だよなぁって。。 宿題をやりなさいっていうのは簡単だけど、世の中の先輩おとうさん・おかあさんたちはどのように子供と宿題問題を向き合ってきたのか、とても気になる今日この頃です。

引出収納と扉収納。 | いろいろ

引出収納と扉収納。

フルオーダーキッチンやフルオーダー家具を検討するとき、収納方法について引出がいいのか、扉収納がいいのかで迷うことがあると思います。 人それぞれ好みの使い勝手があるので基本的に正解はありませんが、今までの経験をもとに、引出収納と扉収納、それぞれのメリットとデメリットをご紹介します。 ○引出収納のメリット ・上から物が取り出せる 腰から下の低い位置の収納は、扉収納だと腰を屈んで探すのが少し億劫だったりしますが、引出であれば少し膝を曲げる程度で上からかんたんに取り出せるので体への負担が少なく済みます。 扉収納に比べて中のモノが取り出しやすく、引出収納を選ぶ一番の理由だと思います。 ・奥に収納した物が取り出し易い 特にキッチンの場合、カップボードなどに比べて奥行が深いため、物の出し入れがとても便利です。 ×引出のデメリット ・収納量(容積)が減る 引出の構造上仕方ないことなのですが、どうしても内部空間にある程度の隙間が必要になるため、扉に比べて収納量(容積)は少なくなります。 ・コストが高い 扉収納に比べて製作工数が多く、またソフトクローズ仕様のスライドレールなど金物の値段も高価なため、トータルで扉収納よりもコストが高くなります。 ○扉収納のメリット ・様々なサイズの物が効率よく収納できる 扉収納の最大のメリットは、収納する物のサイズに合わせて棚の高さを変更できる点。特に食器はいろいろなサイズがあるため、収納する物によっては、引出より扉収納の方が効率よく収納できる場合があります。 ・収納量(容積)が多い 内部は基本的に可動棚のみで引出のような隙間が必要ないため、内部空間に対して最大限収納量を確保できます。 ×扉収納のデメリット ・奥にしまったものが取り出しにくい 棚どうしの高さを低く設定するほど奥にしまった物が取り出しにくくなるので、全体の奥行を考慮しながら棚どうしの高さを設定する必要があります。 とてもざっくりな説明になりましたが、個人的な目安として収納全体の奥行が35cm以下の場合は扉収納、35cm〜45cmは引出収納もしくは扉収納、45cm以上は引出収納が良いかなって思います。

個性。 | いろいろ

個性。

「御社ならではの強みってどんなところですか?」 2011年の創業以来、これまで何百回も聞かれた質問です。「細かいディテールにとてもこだわってつくっています。」とか、「オーダーキッチンだけではなく、オーダー家具もできます。」とか、色々考えながら思いつく限りお答えしてきました。 でも、それって本当にぼくたちならではの強みなのかなって、ずっと確信がもてないのも正直なところです。 細かいディテールにこだわっているメーカーは他にもたくさんあるし、オーダーキッチンとオーダー家具が両方とも作れても、そもそも両方同時に検討される案件なんて年に数件ほどで、両方作れること自体、お客様からあまり求められていません。 情報が簡単に手に入ることでデザインや技術が日々共有される時代、どのメーカーもみんな製品の仕上がりはとてもキレイで、よほど個性的な形でなければ、デザインもモダンですっきりまとまっています。たぶん、技術的なことやデザイン的なことは、どのメーカーもあまり大差ないのかなって思います。 では、強みってなんだろうってなるんですが、最終的にはたぶん「人」なのかなって。話をするのがとても得意な人、話を聞くのがとても上手な人、仕事がすごく丁寧な人、ぐいぐい引っ張るのが得意な人、ユーモアたっぷりな人、、、人の数だけたくさんの個性があって、みんなオリジナルでオンリーワンです。 とくにぼくたちフルオーダーメーカーは、お客様の希望に合わせてゼロからモノづくりをするため、お客様とのコミュニケーションがすごく大切で、製品の仕上がりに大きく影響します。 なんか、最近そんなことをよく考えています。

自宅をフルリノベーションします。 | プライベート

自宅をフルリノベーションします。

葉山から等々力に引越ししてからちょうど7年が経ちまして、このたび自宅マンションをリノベーションすることになりました。 もともと葉山から引越しするタイミングでリノベーションを検討しましたが、ショールームの移転が重なったり、妻も次男を妊娠中だったり、いろいろとタイミング的に難しくて。。ひとまず現状のまま住んでいたら、その後3人目の末っ子が生まれたり、あっというまに7年が経ってしまいました。 内装を完全にスケルトンにするため、工事期間中は近くに仮住まいを探すなど、いろいろと不安な部分はありますが、備忘録も兼ねてこれから少しずつリノベーションの記録を残していけたらと思います。 ちなみに、現状の間取りはこんな感じです。

家具のようなフルオーダーキッチン。 | オーダーキッチン

家具のようなフルオーダーキッチン。

いつも当社のフルオーダーキッチンを製作していただいている旭川の特注家具製作工場様から、自社のオリジナルキッチンをつくりたいとのご相談から生まれたキッチンです。 いつもはお客様のお好みやご要望に合わせてオーダーキッチンをプランしていますが、今回はショールームに展示するのが目的なので、いつもと少し趣向を変えてみました。 基本的なコンセプトは、「家具のようなフルオーダーキッチン」。 天板は、木工所ならではの無垢天板。オイル塗装は定期的なメンテナンスが必要ですが、オイルメンテナンスを重ねるたびに無垢材ならでは色味が深まり、また撥水加工も高まるため、永く使うほどとても愛着が湧いてくると思います。また、天板の厚みは見えがかり部分だけ薄く加工して12mmに設定。12mmはキッチンでよく使用される石系天板の平均的な厚みなので、ショールームでお客様にご提案する際に、お好みに合わせて天板素材を変えても全体のバランスが変わらないようにしています。 もうひとつ、木工所ならではの加工技術を生かしてプランに取り入れたのが、サイドパネルのコーナーを丸くすることです。少し手間のかかる加工ですが、逆をかえせばシステムキッチンではなかなか表現が難しい部分。天板と一緒に角を大きく丸くすることで、全体の印象がぐっと深まります。 なお、画像では分かりにくですが、手前側の上段は全て引出仕様になっています。扉収納にするプランが一般的ですが、上段を引出仕様にすることで、常備薬やちょっとした小物など、意外と収納場所に困るモノがキッチンに納まったら便利だなって思います。

ゴミ箱の置き場所から見えてくるもの。 | いろいろ

ゴミ箱の置き場所から見えてくるもの。

フルオーダーキッチンやカップボードのご相談をいただくときに、必ず確認するポイントがいくつかあって、その中でもとても大切なポイントが「ゴミ箱の置き場所」です。 主な選択肢は、シンク下やカップボードの引出内に収納する方法と、シンク下やカップボードのサイド側をオープンにして、ゴミ箱の置き場所にする方法の2つ。 ゴミ箱を「見せる」か、「隠す」か。 「見せる」タイプは、言い換えると「使い勝手」が優先。「隠す」タイプは、言い換えると「見た目」が優先。 ゴミ箱に対する考え方は、キッチンやカップボード全体に対して「使い勝手」を優先するのか、「見た目」を優先するのか、今後進めていくプランの一つの道標になる気がします。

2023年。 | いろいろ

2023年。

写真は、お正月に近所の駒沢公園で凧揚げをしている末っ子の季(みのり・4歳)です。 今年初めて上手に凧揚げができるようになりました。 2023年。 今年も変わらず、より良いオーダーキッチンやオーダー家具を目指しながら、一つ一つ丁寧に向き合っていきたいと思います。 それでは、本年もどうぞよろしくお願いいたします。  

CONTACT

シンプルで永く愛用できる、オーダーキッチン・キッチンリフォームは、Basisへ。
対応エリアは、東京都・神奈川県および、千葉県・埼玉県(いずれも一部地域)となります。
ご相談・お見積もり・ショールームの見学など、お気軽にご連絡ください。

お電話でのお問い合わせ

TEL.03-5760-6240 受付時間:10:00 – 18:00(水・祝日休み)

WEBからのお問い合わせ

まずは無料相談