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椅子

HIROSHIMA | いろいろ

HIROSHIMA

日本橋での打ち合わせの帰り道、偶然マルニ木工のショールームを通りがかったので、少しお邪魔させていただきました。 深澤直人さんデザインのHIROSHIMAは、何度見ても美しい。 シンプルなフォルムに詰め込まれた無数のディテールたち。 直線と曲線のシームレスなつながりはとてもなめらかで、プロポーションが抜群にキレイ。 そして、声高に主張せず、佇まいはあくまで控えめ。 だから、HIROSHIMAはどんなデザインのテーブルにもコーディネートしやすく、また単体で置いても画になるのではないかと思います。

オーダー家具の中で一番難易度の高いオーダーチェア | いろいろ

オーダー家具の中で一番難易度の高いオーダーチェア

オーダー家具の中で一番難易度の高いオーダーチェア。 オーダーチェアは個人宅用というよりレストランなどで使う商業用に向けて製作することがほとんどです。個人的な感覚として、プランするときに注意するポイントは次の3点です。 1.サイズ 椅子の場合、デザインと共に全体のサイズ感がとても重要になります。特に最近は海外のお客様が増えているため、従来よりも座面の幅にゆとりをもたせるケースが増えています。 なお、座面の高さは、合わせるテーブルやカウンターの高さを基準に設定します。一般的な目安としてテーブル高さから座面高さを引いた差尺は28cmが基準です。 2.ハーフアーム アームチェアの場合、従来のような座面の前までアームが伸びているフルアームタイプだとホールド感がある反面、立席しようとするとアームを避けるために椅子を全部引き切る必要があります。その点、ハーフアームであれば椅子を全部引ききらずに立席できるので便利です。 3.ポーチ置き場 よくリクエストをいただくのが、女性が使う化粧ポーチなどを座面の後ろに置けるようにして欲しいという点です。特に背もたれが木製の場合、座面の後ろが空洞にならないように貫と呼ばれる部材が一本あるだけでもポーチが落下しずらくなります。 なお、オーダーチェアの場合製作する台数によって1台あたりの単価が大きく異なるのも特徴です。その理由はテーブルなど他の木工製品に比べて一つ一つの部材の加工が複雑で、一脚の椅子を製作するための労力がとても多い反面、一度形を作ってしまえばジグと呼ばれる加工用の型定規ができるため、量産が比較的し易くなるからです。おおよその目安として、オーダーチェアを一般的な市場価格に近づけるためには最低20脚ぐらいの発注が必要です。また、デザインにも寄りますが1脚単品で製作する場合、20脚製作での単価のおよそ2倍程度掛かります。 このようにご家庭で使用するためのオーダーチェアは少しハードルが高くなりますが、既製品の中からどうしても好みのデザインやサイズの椅子が見つからない場合は、オーダーチェアをご検討いただければ幸いです。

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